旺角につきました。
前回の香港滞在の時は、どの場所に何があるという情報が全く無いまま観光に挑んだため、とりあえず空港から香港駅まで移動。
香港らしい高層ビル街でいかにも金融の街という中に降り立った訳ですが、私が行きたかった場所は地元の市場や地元の料理が食べられる食堂街でしたので、満足度は低かったです。
そりゃそうですよね。
日本に来た外国人が日本橋辺りの証券会社などが多いオフィスばかりの街に行っても観光らしい観光はできないですからね(笑)
という訳で、今回はリサーチ済みで「女人街」のある旺角から攻めてみることにしました。
女人街は地下鉄の東側に位置し旺角駅から油麻地駅方面へ南北にのびる市場です。
台湾の夜市やバンコクのパッポンやチェンマイのナイトマーケットにも良く似ています。
地元の人の買い物する場所というよりは、財布やTシャツ、玩具やアクセサリーまで観光客向けの商品が並ぶような屋台市です。
ここについて、まず最初に行った行動は、食事のできるお店探しです(笑)
時刻はお昼前。
機内食の無いLCCで移動してきたので、最後に食事をしたのは早朝5時の鶏茶漬け。
お腹の虫が騒ぎまくっていたのです。
というわけで、食べるお店も下調べ済み。
安く飲茶のできるお店を何軒か抑えていました。
早速、旺角駅周辺を散策・・・。
しかし、見つかりません(汗)
ガイドブックは持っていないので何となく勘で動いてみますが、全然見つからないのです。
しばらく歩いて見つからず、旺角駅の北辺りにいかにも地元の人向けといった感じの食堂があり、美味しそうな匂いがしていたのでそこで何か食べることにしました。
注文したのは、焼そばっぽい食べ物と焼き餃子です。
腹ペコだったので、むさぼるように食しました。
餃子は本場なだけあり、皮がもっちりとして美味でしたが焼そばははっきりいって不味かったです(爆)
焼そばというより、蒸したそばを薄い醤油っぽいものであえただけの麺って感じでした。
そこで食事を終え(計34HKD位でした)、お腹は落ち着いたのですが向かいの屋台に香港風おでん屋さんみたいなものがあり、そこでも一つ買ってみました。
モツ煮のようなものですね(10HKD)。
八角風味のスープがおいしいんです。
台湾とかでも良くコンビニなどからこの香りがするんですよね。
日本人では苦手な人も多いようですが・・・。
小腹を満たした・・・というか、もう満腹感しか無い状態で旺角駅方面へ歩いていくと・・・、下調べしていた飲茶のできるお店が見つかりましたorz
日本にもチェーン店のある、「小肥羊」です!
日本の小肥羊では、火鍋のイメージが強いかと思いますが香港ではリーズナブルな価格で飲茶を楽しむことができるお店らしいのです。
という訳で、満腹ではありましたがせっかく見つかった事ですし、お店に入ってみました。
2階が飲茶のできるフロアで、さらに上の階では日本と同じく火鍋などの鍋料理が楽しめるフロアになっているようです。
席に座ると、韓国人と間違えられたようでハングルで書かれたメニューを出されました。
「No,No! I'm Japanese!」
と店員に伝えると、「English?」と聞かれたので、「Yes」と答えて英語で書かれたメニューを持ってきてもらいました。
どうやら日本語で書かれたメニューは無いようです。
メニューと同時にティーポットと湯のみと箸がテーブルに置かれます。
又、空のボウルが置かれますが、外国人は基本的にそのまま湯のみに茶を注いで飲めばいいみたいです。
ここのお店はリーズナブルな価格設定の為、ほぼ周りは地元の人のようです(笑)
で、周りの人をみると、まずボウルに湯のみを入れそこにお茶を注いで、その茶の中で箸を洗い、続いて湯のみも洗ってその茶はそのままボウルに捨ててしまいます。
人によっては出されたお茶でやる人と、別に白湯を頼んでそれで洗っている人もいるようです。
本来の飲茶の作法のようですね。
で、この情報は下調べ済みだったのですが、外国人は気にせずそのまま茶器を使ってお茶を飲んでも別に何とも思われないとの事だったので、そのままお茶を飲んでいました(笑)
さて、注文したメニューですが、お腹がいっぱいだったのでとりあえず二品のみ。
シュリンプなんたらとチキンなんたらと書かれたものを注文しました。
恐らく海老餃子と鶏のなんかの料理だろうと思った訳です。
案の定、予想通りのものが出てきました。
本当は小籠包が食べたかったのですが、英語で小籠包って何ていうのかわからなかったので無理でした(爆)
逆に中国語のメニューの方が良かったのかも知れない・・・。
満腹でしたが美味しくいただき、支払いはお茶代と料理で55HKD程でした。