ホアヒン2日目の朝。
ホテルの朝食が、アメリカンスタイルとタイスタイルのどちらかを選択できるので、タイスタイルにしてみました。
タイスタイルの朝食はカオパッドでした。
朝食を食べた後、バイクで早速出発です!
今日は、今回の旅で一番楽しみにしていた、タイ最古の海洋国立公園へ向かいます。
海洋国立公園への道のりは、ホアヒン市街から南に約50キロの場所にあります。
バイクで片道1時間半はかかりそうですね。
この海洋国立公園にはプラヤーナーコーン洞窟というものがあり、その中にはまさに秘境と呼ぶのに相応しい、クーハーカルハット宮殿があるのです。
今回、ホアヒンに行こうと思ったのはこの宮殿の存在を知ったからこそだったのです。
ビーチリゾートであれば、プアトラベラーにはロイヤル感は必要ないですからね(笑)
パタヤの猥雑感の方がお似合いです(爆)
という訳で、長い道のりをバイク走行します。
暑期のタイでも朝は涼しいので、薄手のパーカーを着て出発。
安全運転を心がけながら、途中グーグルマップで行先を確認しつつ移動します。
市街地を抜けたら、すぐに田舎の風景に変わりました。
そして、海洋国立公園に近づくに連れて、山間の地形となっていきました。
民家もほとんど無いような山間の風景が続きます。
そんな道のりを1時間半程で、どうにか目的地に到着しました。
海洋国立公園の近くは漁村のような感じのいくつかの民家がありました。
国立公園の入り口にはいくつかレストランやお土産ショップのような建物がありました。
適当な場所にバイクを駐車します。
駐車場っぽいところでは無いですが、広い場所なのでどこに停めても基本的に問題無いでしょう。
バイクを停めたところのお店で水を購入10バーツ。
これから向かう洞窟への道のりは山道なので、水は必需品と言えるでしょう。
目の前は、遠浅のビーチが広がります。
水質はホアヒン市街地よりは良いようですが、砂の色は灰色です。
洞窟へは、このビーチから行けるのではなく、山を越えた隣のビーチから向かうことができます。
そこへの行き方は2通りあり、一つはボートで隣のビーチへ移動する方法(往復400バーツ?)か、徒歩で海岸沿いの山道をトレッキングして移動する方法です。
プアトラベラーはもちろん後者を選択します。
という訳で、ビーチからトレッキングルートの入り口を探します。
トレッキングルートの入り口横に洞窟への入場料を支払うカウンターがあるのですぐにわかりました。
入場料は、200バーツでした。
ボートで行く場合は、ボートを降りた後かボートの乗船料に上乗せして支払うのでしょうか?
トレッキングルートは、このような階段の道から始まり、途中からは岩場を登ることになります。
ビーチサンダルだときつそうですが、ビーチサンダルで移動しているタイ人らしきファミリーもおりました。
結構急な坂をのぼるので、汗だくになります。
しかし、ボートとは違い、こういったビーチを見下ろした絶景を楽しめるという点もありますので、体力に自信のある方はこちらのルートでも問題ないと思います。
ボートは帰りだけ片道料金というのも出来るらしいですので。
階段がなくなり、岩場のトレッキングルート。
汗が滴り、Tシャツが重くなってくるのが感じられます。
トレッキングルートの一番高くなっているポイント辺りです。
なかなかの絶景なので、ここまで来るとこっちのルートを選んで正解だったと思える事でしょう。
トレッキングルートを今度はくだり、隣のビーチへ到着となりました。
トレッキングルートの出口付近です。
ビーチではなくちょっとした林のようになってます。
遠くにボートが止まってますね。
ボートで移動している人たちも結構いるようです。
何故なら、このトレッキングルートはウォーミングアップのようなもので、山道はここからが本番だからです。
こちらのビーチの海岸とは反対の山の方に向かっていくと、プラヤーナーコーン洞窟の入り口があります。
洞窟に向かう前には、公衆トイレがあります。
洞窟に入ったらトイレは無いのでここで済ませておいた方が良いでしょう。
ちなみにちょっとしたレストランや売店のようなものも一か所だけありますので、ボート移動なら水の購入をここで行っても良いかと思います。
つづく・・・
テレビを見ながらいつの間にかうたた寝していて、目が覚めたのは夕方5時頃。
外は、物凄い豪雨の音が鳴り響いていました。
時々、遠くで雷もなっていたみたいです。
折角、酔いも目も覚めたのにこれでは出かけられませんね。
仕方ないので、そのまま雨が止むまで部屋でゴロゴロせざるを得ませんでした。
20時頃、ようやく雨が止んだようなので外に出てみます。
街中、雨上がりで水浸しですね。
お腹は減っていなかったので、食事前にバービア街方面へ。
しかし、街の様子が昨日と違っていました。
えっ?
???
街中真っ暗!
どうやらバービア街のある一角が豪雨によって、停電してしまったようです。
でも写真ではわかりにくいのですが、どこのお店もたくましく、暗闇の中ろうそくを立てて営業はしているようでした。
通りを歩いていると、暗闇からLBの声でウェルカームと言われた時には、恐怖しかありませんでした(爆)
なかなか普通に旅行しているだけでは経験できない出来事でした。
でも停電なのはこの一角だけのようでしたね。
別の通りのバービアは、このように電気が来ているようでした。
ちなみに真っ暗な中でも、ファランに人気のバービアはファランで店内が埋め尽くされていました!
そこまでして同じ店に執着する意味は謎ですね(笑)
私も昨日と同じバービアへ。
例の出家女優のふみ〇ちゃんに雰囲気が似た子がいるバービアです。
この店は、停電したのは一瞬だけだったみたいで店内は明るいままでした。
ただ、一瞬wifiが切れてしまったあとから、パソコンがインターネットに繋がらなくなってしまったらしく、お店のママのスマホで音楽を流していました。
昨日は、ドリンクの催促が無かったので一人で飲んでいたのですが、今日も催促も無く話相手にだけなってくれるので、こちらから一杯ごちそうしてあげることに。
レディドリンクは一杯120B程度のようですね。
そんな金額なんですが、それでも大喜びしてくれるので、こっちも嬉しくなりますね。
しばらくしてから、別の子が出勤してきてパソコンの設定をちゃちゃっと直してwifiが繋がるようになり、Youtubeで音楽を流すことになりました。
その時、ふ〇かちゃんにどんな音楽が好きかを聞かれたので、一瞬考えてルークトゥン(タイの田舎の歌謡曲)と答えたら、日本人なのに珍しいわねと笑われました(爆)
ただ、インリーの大ヒット曲、コージャイトーレークバートー(和名:あなたの心と電話番号を交換してあげる)をかけてもらいました(笑)
そんな感じで居心地の良いバーでの時間を過ごしてビールを数本いただくこととなりました。
バーを出た後は、ナイトマーケットを軽く散策。
夕飯がまだだったので、部屋飲み用のおつまみをいくつか買って帰りました。
カオタキアップ(と思っていた場所w)をあとにし、バイクで市街地に戻ってきました。
ただし、すぐにホテルには帰らずクロックタワーよりさらに北の方へ。
朝、ガソリンを入れにいった場所の近くまで行きます。
その場所はプルーンワーンというショッピングマーケットです。
タイの古き街並みを再現したレトロな雰囲気が売りのマーケット。
入り口はこんな感じです。
入り口はセキュリティも万全!
別の都市から来ているタイ人観光客が多いようでした。
外国人観光客の姿はそれほど多いようには見えませんでした。
バンコクにもこういったお洒落なスポットがいくつも出来てきていますし、今のタイの観光地はお洒落志向な時代となってきました。
インスタやFacebookなどのソーシャルで自撮り大好きなタイ人が多いので、そこら中でスマホでパシャパシャ記念撮影していました(笑)
まあ、確かにこの日本にもありそうなアウトレットモールのような雰囲気は、お洒落スポットに遊びに来ているわ・た・し的な自撮り写真を撮るのには最適なのかも知れません(爆)
マーケットの一番奥には小型の観覧車がありました。
ただ、乗っている人は誰もいませんでしたけど(笑)
売られているものは、お土産物中心ですかね。
そして、それらは外国人向けな料金設定です。
食べ物が売られているお店などもいくつかありますが、同じく観光地価格。
まあ、何も買わなくても雰囲気だけ楽しんで、カフェで休憩する位であればお金をかけずに楽しめるのかも知れません。
さて、午後1時頃。
ホテルに戻ってきました。
バイクを駐車場に停めて、昼食にしたいと思います。
せっかくなので、海沿いのレストランに行ってみることにしました。
適当に海沿いのレストランに入ります。
オープンテラスになっていて、海を見ながら食事を楽しめます。
観光の疲れを癒すには、やはりコレですね(笑)
体の芯に浸みていきます。
うまい!
乾季終わりの暑期という時期ですので、日中の気温は毎日30度以上。
オープンテラス席で汗を掻きながらキンキンに冷えたビールを飲んでいるとき、生きてて良かったと思える瞬間ですね。
まあ、食事はカレー粉チャーハンとソムタムという、ビーチリゾート感の無い食事でしたけどね(笑)
プアトラベラーには、こういうロケーションのレストランで、高級シーフードをいただく予算はありません。
シーフードは、後ほど海の見えないリーズナブルな食堂でいただきたいと思います。
この日の昼は、LEOの大瓶2本を空けてしまいました。
食後は、ナイトマーケットのある通りへ。
夜のように道路を埋め尽くすまでの屋台は出ていませんでしたが、路肩にいくつか屋台が。
細い路地など、車通りの無い場所は食材市場としてそこそこ盛り上がっていました。
ビール購入可能時間の14時前にコンビニに滑り込み缶ビールを購入。
午後は、ホテルの部屋でビールを飲みながらテレビを見たりしてまったりと過ごすこととなりました。
ワットフワイモンコンから、再びバイクで市街地の方へ。
次に向かったのは、ホアヒンの市街地から南に10キロ程の場所にあります。
小高い丘で、ホアヒンのビーチを一望できるビューポイントとなっているので、外国人観光客にも有名な観光スポットです。
という訳で、ちょっと迷いながらカオタキアップを目指します。
カオタキアップの麓のビーチ。
このビーチに入る手前あたりにバイクを停めて、歩いて向かいます。
市街地が近いので海水は離島のような透明度とはいかないですが、白い砂浜の綺麗なビーチです。
ホアヒンのビーチでは乗馬などもできるようですよ!
ロイヤル感のあるビーチを超えて、丘の方へ進みます。
丘の方に近づくと猿がたくさんいました!
野生の猿は狂犬病を持っている事もあるそうなので、触らないに越した事はありません。
でも、ここの猿はすごく大人しく、危害を加えない限りは危険は無さそうでした。
少し離れて写真を撮るくらいなら問題ないでしょう。
地元の人が餌を与えて、観光客に危害を加えないようにしているんでしょうかね。
遠浅で波も穏やかなカオタキアップの麓です。
子供連れで海水浴も良いかも知れません。
丘の中腹や頂上は寺院のようになっていて、そこにも猿がいっぱいいました。
黄金に輝くお釈迦様が丘を登る途中に祀られています。
中腹あたり。
帰ってから写真をみて気づいたのですが足つぼの看板がありますね?
奥にやってるお店があるようには見えなかったのですが、どうなんでしょう?
そして、頂上へ上る階段です。
結構、急な階段でした!
でも、その階段を上ったご褒美に、ホアヒンビーチの絶景を見ることができました!
ただ、ここなんですが・・・全然観光客がいませんね・・・。
先ほどのぼった階段を今度は見下ろします。
急なので結構恐いかも!
降りたら、猿がくつろいでいました。
椅子ではなくテーブルでくつろぐ自由さは猿ならではですね(笑)
という訳で、観光客は全然いませんでしたが、ホアヒン名物の観光スポットカオタキアップ制覇となりました・・・。
・・・と、この時は思ってたのですが、帰国後よくよく調べてみると、カオタキアップはこの隣の丘だったようでした(爆)
正確にはカオタキアップという丘という意味では来たことにはなりましたが、カオタキアップ寺院というお寺は、このビーチ沿いから上る場所ではなく、バイクで丘の途中まで行けるもう一本隣の道にあったのです。
グーグルマップを見ながら行ったのにも関わらず道を間違えていたとは・・・。
観光客がほぼ居なかったという謎もこれで解けましたね。
訪タイ歴も2桁に突入して慣れたつもりでおりましたが、まだまだ奥が深い!
まあ、ホアヒンはよい街だったので又行きたいと思っています。
その時は、今度こそ正しい方のカオタキアップを制覇したいと思います(笑)
ホアヒン初日の朝、タイ旅行2日目です。
それほど遅い時間まで飲んでいなかったので、朝5時台には目が覚めていました。
テレビを見たり朝シャワーを浴びたりして、7時過ぎにホテルのレストランへ。
朝食付きだったのです。
この値段で朝食付きなのはかなりお得感がありますね。
とはいっても、いたって普通のアメリカンブレックファーストだけです。
まあ、プアトラベラーにとってはこれだけでも嬉しい食事です!
朝食後、近所のレンタルバイク店へ。
店は完全に開いているという感じでは無かったのですが、お店の扉は開いていたので誰かいないか呼んでみました。
そうしたら、お店の奥からお店のおば・・・お姉さんが出てきてくれたので、レンタル可能か聞いてみました。
もちろんOKとの事なので早速レンタルをお願いします。
カワサキっぽいライムグリーンのホンダクリックです(笑)
1日250バーツとちょっと高めですが、近くに他のレンタルバイク屋は無さそうだったのでその値段なんでしょう。
2日借りることにしました。
ちなみにレンタルに必要なものはパスポートのコピーだけで、パスポートの原本もデポジットも必要ありませんでした。
こちらのバイクは、ほぼガソリンが空の状態なので、必要な分だけ給油して返却時も空返しで良いようです。
給油所は、近くに見つからず、クロックタワーからかなり北へ移動。
ようやくガソリンスタンドを見つけ、満タン給油です。
今日は、明日予定していたワットフワイモンコンとカオタキアップ。
明日は、ホアヒンから南に50キロ程離れたクーハーカルハット宮殿に向かう予定です。
満タン給油でもきっと使い切る事でしょう。
という訳で、給油後そのままワットフワイモンコンへ向かいます。
ここへもそこそこ距離があり、片道15~20キロ位は離れているのでは無いでしょうか?
場所は、海岸から離れてひたすら西の方へ向かった場所にあります。
私のように自力で行くならグーグルマップは必須かと思います。
途中何度か停車し、グーグルマップを見ながら寺院へ到着しました。
ここの寺院に祀られているのは、お釈迦様ではなく漆黒の巨大なお坊さんの像です!
近くで見るとホントでかい!
こちらのお坊さんは、ルアンポートゥアットさんと言い、タイではすごく有名な方なんだそうです。
この人の像がお守りとして売られていたりする事もあるんだとか。
周りの人の見様見真似でタンブンしてきました。
お坊さんの像の麓には象の像(ダジャレじゃないですよw)がありまして、こちらの象の足の間を願い事を唱えながら8の字にグルグルと潜り抜けると、その願い事が叶うんだとか。
外国人観光客よりも、タイ人観光客の多いからなのか、信心深い方がみんなグルグルしてました(笑)
ホアヒンの街から少し離れているので、交通は不便ではありますが、他では見られない珍しいお寺だと思いますので、ホアヒンを訪れた際の観光スポットの一つとして訪れてみるのもありかと思います。