2016年3月14日月曜日

そうだ、ペナン行こう




6月某日。



来る7月の海の日を含んだ三連休にどうにか海外へ行けないものか考えていました。



プラス1日で4連休位になれば近場の旅行であれば行けるのではないか?



たとえば台湾であれば、3日もあれば、台北市内観光・九份ともう一か所位行けそうだなとか、韓国であれば、焼き肉食べる為にソウルに行くか、シーフード食べに釜山に行くかとか、頭の中を巡らしていました。



前回の旅行は約2か月前のGWの旅行です。



しかも12日間かけての、タイのイサーン地方とラオスを巡った盛りだくさんの旅行です。



そして、その旅行を終えてかなり満足し、しばらく旅行にはいかなくても大丈夫だろうと高を括っていました。



しかし、舌の根の乾かないたった1か月ちょっとの間に病が発症。



どこか一人旅へ無性に出かけたくなってしまっていたのです。



短期旅行なので近場がいいだろうと頭を巡らせていたのですが、一つの考えに達しました。



近場じゃなくても、深夜移動できれば日中はフルに使えるので飛行時間が多少長くても良いのではないか。



そこで、色々と調べていく内に深夜発で午前中には到着できる旅の候補地がいくつか出てきたのです。



その中には、もう定番というか第二の故郷と呼んでも違和感の無いタイも含まれていました。



ただ、タイに行ってもバンコクだけで満足できるのか。



パタヤを目的地とした場合にバス移動の時間が無駄にならないか。



深夜移動の航空券は安く手に入るのか。



等、様々な思いが頭を巡りました。



結果、タイは次のシルバーウィークか年末にでも行けば良いだろうと、最終的にひねり出した目的地がペナン島でした。



決め手になったのが、平日仕事終わりに出発でき、到着も午前中のうちである。



観光の規模的に3日間もあればほぼ見たい場所全てに廻れる。



ペナン島はもう30年以上前のエッセイではあるが深夜特急にも出てくる地域で前から少し興味があった。



丸一日休みを取らなくても、帰国日の午前休だけ予定休を入れれば仕事に差し支えない。



直近の航空券取得になるが、ギリギリ予算内に収まりそうだ。



と考えているうちに気づいた時にはエアアジアのチケットをポチっておりました(笑)



日本からペナンで設定した航空券の場合、乗り換え時間が余裕を持った時間で設定されるため今回のアレンジはできなかったのですが、往路と復路をそれぞれ別々にし、さらに行きは羽田発にし、帰りは成田着というプランにする事で今回の旅程が完成しました。



チケットの総額は6万円を切る値段とかなり安く済みました。



というわけで7月3連休の前の夜は、いつものパターンですが羽田空港の出発フロアにいる事ができました。







今回はコロナで乾杯します。



往路の便は特に座席指定無しにしたのですが、好きな通路側の座席になりました。



日本からクアラルンプールまで約7時間45分のフライトでしたが、断続的にですが寝て過ごしましたので、思ったより快適に過ごすことができました。



ちなみに日本とマレーシアの時差は1時間。



クアラルンプールは、タイと同じ緯度にあるのに時差が1時間しかありません。



マレーシア自体が海を挟んで東西に広い国だからなんですかね。



アメリカ合衆国やロシアのように都市によって時差を変えないというのは違和感もありますが、わかりやすいのでマイペンライ。







早朝6:30頃のクアラルンプールです。



そう、もうここはマレーシアなのです。



マレーシアはイスラム教の国なので、国民はお酒を飲むことができません。



そんな酒を飲まない国になんて来ることは無いと思っていましたが、遂に来てしまいました。



まあ、イスラムの国でも旅行者向けのお店やホテルにはお酒が置いてあるので全く飲めないという事は無いんですけどね。



タイやカンボジア・ラオスの安いビールに比べると、高級品なんですよね。



ただ、今回の目的地のペナン島は華僑の影響も多く、中華系のマレーシア人も多いので、イスラム教徒のマレーシア人がそれほど多くないらしいのです。



なので、ビールも普通にお店で飲めるそうです。







クアラルンプールの空港は、天井の低い空港なんですが、広くて新しく綺麗ですね。



次のフライトは、8:15です。



トランスファーゲートをくぐって搭乗口前で待っていたらあっという間に次のフライト時間になりました。







クアラルンプールもバンコクのように大都市のようですね。



興味は無くは無いので、いつか機会があれば来るかも知れません。



クアラルンプールからペナン島までは、1時間弱のフライトです。



離陸態勢から安定飛行に入って、次の着陸態勢に入るまではわずかな時間です。



日本からクアラルンプールほんと一瞬のフライトでした。







朝9時過ぎのペナン空港。



空はもう完全に日が昇って明るくなっています。



雨期なので雨の心配もありましたが、天気良くて良かったです!



ノービザの国なので、イミグレ通過は比較的簡単でした。



あっという間に入国完了。



さて、それではまずは空港で両替とSIMの購入をしましょう。



と、到着フロアで両替所を探すんですが・・・見当たりません。



ATMがいくつかあり、乗客はみなそれを利用していますね。



クレジットカードで両替するしか無いのか・・・。



と、思いがよぎりましたが、念のため出発フロアの方に行ってみました。



そこには、窓口の両替所があったのです。



一安心で、とりあえず日本円1万円をマレーシアリンギットに。



確か当時のレートで300リンギット位にはなったと思います。



これで、街まで移動できますしSIMの購入もできそうです。



レートの脳内計算は3リンギットで100円と考えれば良いのでわかりやすいですね。



再び到着フロアに戻り、SIMカードを購入します。



確か25リンギット位で購入できました。(約830円)



SIMカード購入の時、その前に設定していた白人のおばさんが店員となにやら揉めていて結構待たされましたよ。



まあ、仕方ないですね。



何も言えない日本人です。



さて、続いては移動です。



宿泊先は世界遺産に認定されているジョージタウンです。



空港からだと18キロ程と結構距離があります。



都市では無く島なので電車や地下鉄などは無く、交通インフラはタクシーか路線バスのみです。



一昔前までは、ペナン島もタイの用にメーター付きのタクシーなのに交渉でしか乗せてくれない運転手ばかりで、しかもかなり観光客を狙ったぼったくりが多かったそうで問題になっていたらしいのですが、今は一律メーター使用のみとなったようです。


その分、1メーターの料金がタイのような格安とはなっていないようですが。



まあ、それでも日本よりは安いんでしょうけどね。



プアトラベラーはやはりバスの利用ですね。



いくらタクシーが乗りやすくなっているとはいえ、価格の差はかなりあるのです。



という事で、空港前の路線バス乗り場でバスを待ちます。



ネットで調べた、ジョージタウンのランドマークであるコムタ行きのバスに乗ります。



バスの利用だと、空港からコムタまでは2.7リンギット。



ただ、小銭は無いので小銭はチップという事で3リンギット支払います。







バスから見えるペナン島の海。



対岸に見えるのはたぶんジェレジャック島。



20キロ程の距離ですが、バスは色々なバス停を通る為に,
ぐるぐる迂回しているようで結構時間がかかりました。



時間の無い方はやはりやクシーの利用が良いかと思います。



コムタまで約45リンギット程で行けるそうです(約1500円)








そんな感じでコムタに到着。



コムタの1階がバスターミナルになっているのです。



ちなみにここから、ペナンの各地に行くバスがあるので移動の為の拠点となります。







コムタからすぐのジョージタウンの街並み。



まだ朝だからでしょうか?



あまり人がいませんね。







ちょっと離れたところから見たコムタ。



かなり高いビルです。



道に迷ってもこれを目指せば迷子になる事は無いでしょう。





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