センタン向かい辺りに密集するバービア群。
ビーチロードから2ndロードへ向かうsoi7~8周辺や2ndロードのマイクショッピングモールからセンタン位までの位置からブアカオ方面に向かって、いくつものバービア群が存在します。
そんな中の一店での出来事です。
女の子数名とレディボーイ数名とママさん数名で切り盛りしているバービア。
お店は大きなカウンターとそれ以外にスヌーカー台(英国式ビリヤード)を囲みサイドテーブルもある広めのバービアです。
客もちらほらおり、そこでいつものように発泡スチロール製の断熱材に包まれたLEOショートボトルを飲んでいました。
※この写真は数日前の昼のバービアでのLEOの写真です。
お店の女の子と話がもりあがり、ゲームをやったりしながら、楽しく過ごしてました。
しばらくすると、ハンバーガーなら毎食10個、他にデザートとポテトチップスもね!といわんばかりのマツ○デラックス級の体格の良いファランの男性が来店しました。
「Hello Welcome!」
こんな掛け声が、今まで仲良く話していたバービア嬢から出て、他のお客の方へ行ってしまうと、ちょっぴり切なくなります。
でも、ジェスチャーで片手のみワイの形で、ごめんねのウィンクをしてもらうと、OKのジェスチャーを気分よく返してしまいます(爆)
さて、そのデラックスさんですが、ご自分のドリンクを頼むと同時にお店の女の子全員に一杯ずつご馳走するよと言っています。
中々の気前の良さですね。
お店の女の子達は大喜びです。
そんな中、密かに目を光らせていたのは、一人のレディボーイでした。
彼女(?)の事は、かの有名な日本のオリンピックのメダリストに似ていましたので、 アルソックちゃんと呼ぶ事にします(爆)
アルソックちゃんは、デラックスさんに、
「私とスヌーカーで遊ばない?」
と誘っています。
デラックスさんは、OKと考える間も無く即答しバービア遊びを満喫するようです。
という訳で、デラックスVSアルソックのスヌーカー対決が始まりました。
・・・実はアルソックちゃん。
スヌーカーめちゃくちゃ上手いです(笑)
※バービアの女の子は、4目並べやスヌーカーなどが基本的に上手なので、ドリンクをご馳走するかどうかを賭けて勝負をすると痛い目を見るかも知れないので注意が必要です。
さて、スヌーカー対決ですがハッキリ言って・・・ほとんど見てませんでした(笑)
自分は、「Jack pot」という、ダイス2個を振って合計値によりパネルをめくるゲームで仲良くなったバービア嬢と遊んでました。
しばらくすると、アルソックちゃんが無言でスヌーカー台を離れてカウンターの方に歩いてきました。
そして次の瞬間・・・。
大きな鐘の音が店内に鳴り響きました!
タイのバービアにはどの店舗にもベルがついています。
このベルを鳴らすとバービアの女の子達は大喜びです。
バービアのベルには意味があり、この鐘を鳴らすとお店にいる人全員に好きなドリンクを一杯ずつご馳走しますという意味があるのです。
そう・・・。
アルソックちゃんは、デラックスさんと賭けをしていたのです。
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そうしたら、お店にいる人達みんなにドリンクをご馳走する事になるけどいいわよね?
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勿論、スヌーカーのプロフェッショナルのアルソックちゃんがデラックスさんに負けるわけがありません。
と、いう訳で同じ店内に居た私も当然ながらご馳走になっちゃいました(笑)
しかも・・・
3度も(爆)
2度はいつものビールをいただき、3度目はさすがに女の子達もドリンクばかりだとマオ(酔っぱらう)になっちゃうので、ピザのデリバリーを頼んじゃう始末です(笑)
デラックスさん・・・・・・ありがとうございました!
ごちそうさまでした!
ちなみにデラックスさんは、その後、私より先にお店を出ていきましたが(滞在時間1時間も居なかったのでは・・・?)、支払伝票を見ると5000B(約16,500円)の記載が・・・。
私のバービアでのケチな飲み方での支払い平均が600B前後ですので(自分のビール5本と女の子に一杯程度ご馳走した金額です)と比べると大金ですね(笑)
ホント・・・デラックスさん、ご愁傷様です。
マイペンライ!
でも、単純に日本で同じような事したらそんな金額じゃ済まない・・・と滞在中は感じられないのですが、帰国後の今はすごーく思います。
結局の所、やっぱり食事やお酒は安く、タイは良い国だと思う出来事だったのでした。