2016年11月10日木曜日

ラーマキエン物語とエメラルド仏




ワットポーからワットプラケオへ移動します。



ちなみに建物的には隣りなのですが、入口がかなり遠く800メートル位あるので、歩くのが嫌であればタクシーやトゥクトゥクを利用しましょう。






この長い王宮の城壁の通りを歩きます。



左はチャオプラヤ川でちょっとした公園になっている場所もあります。



大晦日などは、ここが花火大会の会場になるそうです。






王宮の観光客用の入口以外の扉には武装した軍人さんが立っています。






こちらは、客用の入口です。



日曜日だった為か、観光客が溢れるくらいおりました。



ワットプラケオは王宮敷地内にある寺院という事で、服装に制限があります。



気を付けるべき点としては、肌の露出の多い服装がNGということですかね。



上はTシャツなら問題ありません。



タンクトップやノースリーブ等はNGですね。



下は、短パンやミニスカートはNGです。



長ズボンやロングスカートならOKです。



但し、ヘソが見えるような短いシャツ・穴の開いたジーンズ・レギンスのようなタイトなズボンもNGですので注意が必要です。



服装には気を付けなければいけませんが、何しろここは常夏のバンコクです。



そのような恰好だと暑くてたまらないですよね?



なので、王宮までは短パンやタンクトップで来てもOKです。



そして、別途長ズボンや上着を持っている必要はありません。






入口を通ってすぐ右手にある建物に向かいましょう。



こちらで、ズボンや上着を貸してもらう事が可能なのです。



但し、デポジットとして200バーツを預ける必要があります。






ズボンを借りて、ワットプラケオに向かいます。



ワットプラケオの入口は、入口から真っ直ぐ進み、中腹位の所を左側にチケットブースがあるので、そこでチケットを購入して中に進みます。






ちなみに先ほどの写真にも書いてある通り、入場料金は500バーツと、他の寺院に比べてかなり高額です。






チケットブースと建物の隙間を真っ直ぐ進むと、ワットプラケオの入口となります。



ワットプラケオに入ると真ん中に本堂があり、その周りが回廊になっています。



回廊にはラーマキエン物語という、タイでは知らない人がいないと言われる物語が描かれています。



日本でいうと桃太郎や浦島太郎などの昔話みたいな存在ですね。






壁画に触れる事は禁止されていました。



風化してしまわないように地元美大生のボランティアの協力を得て、何度も修復されているそうです。






ラーマキエン物語は、古代インドのラーマヤーナというヒンドゥー教の聖典を元に作られた話なんだそうです。



軽くあらすじ程度でもラーマキエンの内容を知ってから、こちらの壁画を見るとより楽しめるのでは無いかと思います。








王宮内の寺院なだけあって、様々なディティールの仏塔があります。







寺院内には何故かお隣の国、カンボジアのアンコールワットの模型が置いてあります。



かなり精巧に作られた模型です。



これは、その昔クメール王朝がシャム王国配下に置かれていた時代にラーマ4世がアンコールワットに訪れ、その後その模型を作らせたんだとか。



タイの寺院はクメール様式の影響を受けている寺院が多いですからね。











色々見てまわり、メインのエメラルド仏像を見に行きます。



中央の本堂に祀られたエメラルド仏がメインの寺院なだけあって、通称エメラルド寺院とも呼ばれているワットプラケオです。






本堂内では写真撮影禁止なので、遠くから。



奥の方に鎮座しているのがエメラルド仏です。



年に三回、王族によって衣替えされるそうです。






建造物の豪華さが目立つ寺院ではありますが、寺院ですのでタンブンスペースもきちんとあります。






こちらは、寺院外の王宮敷地内の建造物です。



ロイヤル感がありますね。






こちらも同じく敷地内の建造物。



ドゥースィットマハープラサート宮殿という、玉座やラーマ一世の寝台が保管されているんだとか。



ワットプラケオは他の寺院と比べて入場料が高いのが玉に瑕ですが、バンコクに訪れたのであれば一度くらいは見ておくべき場所だと思います。



バンコク三大寺院のワットプラケオ・ワットポー・ワットアルンはそれぞれ徒歩圏内にある寺院なのでセットで見てまわっても半日とかからず見る事が可能だと思います。






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