2016年2月14日日曜日
ウドンタニからタラートサオへの道のり
朝起きたのは、早朝6:15です。
この日はビエンチャンを経由して、ルアンパバーンへ移動する日です。
ビエンチャンからルアンパバーンへの飛行機は15:00発の飛行機だったのですが、念のためビエンチャンのワットタイ空港に着く目標時刻を出発時刻の2時間前に設定すると13:00。
ビエンチャンのタラートサオからワットタイ空港まで距離はありませんが、バンコクのような渋滞や私自身が初めての土地で迷う可能性もあるので1時間かかるとすると、タラートサオ出発は12:00。
タラートサオ周辺で両替や食事をする時間を仮に1時間とすると、タラートサオ到着時刻は11:00。
ウドンタニのバスターミナルから、ビエンチャンのバスターミナルまでの距離が86キロ程です。
所要時間が2時間かかるとして、タイ特有の定刻通りに出発しなかったり、渋滞にはまって時間がかかったり、イミグレで時間がかかった場合を考慮すると2時間30分前の8:30出発が安全な時刻と判断しました。
で、実際に8:30より前に出ている便ですが、始発の8:00の便となります。
さらに重要なのがチケット購入ですが、ウドンタニからタラートサオへの国際バスはラオス人やタイ人で混雑する為チケットが売り切れる事もあるという情報をネットで事前に入手。
チケットの販売時刻が1時間前の7:00と予想し、7:00より前にバスターミナルに着くための起床時間として6:15に起きる事にしたのでした。
朝、シャワーを浴びて荷物をまとめてホテルをチェックアウトしたのが6:45。
バスターミナルに到着したのは6:55頃でした。
案の定、既にチケットカウンター前には先客ありでしたね。
4~5人程だったのでまだ大丈夫そうです。
ただ、チケットの販売開始時刻が7:10位でしたのでチケットカウンター前にはさらに人が増えていました。
10人程度でしたので特に並ばず購入。
無事8:00発の便に乗る事ができます!
始発の便なので、バスはターミナル内にありました。
バスにはアルファベットで行き先が書かれているのでわかりやすいですね。
国際バスなだけあって、日本のバスのように綺麗です!
さて、出発まで45分位ありますので、朝食を食べに行くことにしました。
バスターミナルからセンタン方面へ向かう通りにはセブンイレブンがあり、センタン前の交差点を駅方面へ曲がる交差点辺りにカオマンガイの屋台が出ていたので、そこで朝食を取る事にしました。
このカオマンガイ40Bで、しばらくタイ料理とはお別れです。
朝食後、コンビニに寄ってミネラルウォーターを購入し、定刻前に乗車可能になったバスに乗り込みます。
この国際バスは市内を走る路線バスと違い、長距離バスなので座席の下が荷台になっており、大きな荷物を持っていても預ける事が可能でした。
国際バスは、乗客の座席がある場所と、運転手と車掌がいる空間が扉で区切られている珍しい構造です。
テロやバスジャック対策ですかね?
バスは定刻通り出発します。
さらばウドンタニ・・・。
何もない街でしたが、交通量が少なく物価もそれほど安いという訳ではなかったですが、のんびり過ごすには良い場所だったので、是非機会があれば又訪れたいと思います。
さて、バスに乗ってそんな事を考えていた次の瞬間、私は眠っていました(爆)
普段、シラフで布団に入っても寝つきが悪いのですが、バスだとホント何故かよく眠れてしまいます。
外の田舎の風景を見る事も無く、約50分。
バスの動きが長距離走行から頻繁に停車して曲がるような動きに入ると目が覚める体内時計(笑)
慌ててグーグルマップを見てみると、ノンカーイのイミグレーションに入る手前にいました。
イミグレーションに到着すると、運転席と乗客の間の扉が開き、車掌のおばさんがタイ語かラオス語かイサーン語かわかりませんが大きな声で何かを喋っています。
すると、他の乗客達は一斉に降りる準備を始めました。
私も流れに乗って一緒に降ります。
タイ側のイミグレでの出国手続きですね。
イミグレのパスポートコントロールは4つほどですが、バスの乗客以外はほとんどいないようなので、並ぶことはありませんでした。
朝一の時間帯っていうのもあるかも知れませんが・・・。
一応、タイ人用と外国人用のカウンターがわかれているようでしたが、ラオス人とタイ人が同じ比率で乗車しているようだったので、どちらの列も同じくらいでした。
パスポートコントロールでは、パスポートにハンコを押印され、出国カードを取られてハイさよなら。
タイを出国となりました。
タイ側のイミグレは小さな事務所のような建物の中にあるのですが、パスポートコントロールを抜けた先に出口があり、そこに乗ってきたバスが待っていますので乗り込みます。
再びバスは走り出し、いよいよ友好橋を渡ります。
車内から見えるメコン川。
アジア特有の泥を含んだ茶色い川です。
世界の川の長さで言えば、ベスト10には入らないものの4,350キロと日本で一番長い信濃川の11倍以上の長さです。
チベット高原からミャンマー・ラオスの国境を通り、ラオス内からラオス・タイ国境を通り、カンボジアからベトナムを抜けるアジアを代表する国際河川ですね。
これから私の数日間は、このメコン川と共に生きる旅となりました。
友好橋を渡りきると、今度はラオスのイミグレーションで手続きを行います。
ここでの手続きは、タイの手続きと違い入出国審査カードを書く必要はありません。
パスポートコントロールでハンコをもらって入国税を払い、スマートパスをもらいます。
スマートパスは、ゲートを通るのに必要なもの。
駅の自動改札みたいな感じで、パスカードをゲートにあるボックスに入れてゲートを抜ければ入国完了と手続きが簡略化されています。
ちなみに入国税は平日月曜日だったということもあり、5バーツ位だったと思います。
休日や深夜帯はちょっと高いですが、それでも50バーツ以下ですかね。
ゲートを抜けたら再びバスへ。
すごく簡単ですね!
以前、タイ北部の国境の町メーサイからミャンマーの国境の町タチレクへビザなしでエントリーパーミットで入出国した時より楽でした。
以前の記事→メーサイからイミグレ通ってタチレクへ
いよいよラオスに入国となり、すぐに都会の風景になりました!
ラオスの首都ビエンチャンの中心部は、イミグレーションから20キロも離れていないですからね。
ラオスの街並みは、一昔前のバンコクといった感じです!
ちょっと懐かしい感じです。
そういう意味で言えば、あまりタイと変わらない感じの街並みですが、看板の文字を見るとタイのタイ文字ともカンボジアのクメール文字とも違う、ラオスのラーオ文字で書かれたラオ語であることが違っている点ですかね。
勿論、読めないですが(笑)
イミグレから少し離れているので30分位かかった筈ですが、タラートサオまではあっという間に感じました。
国境がメコン川なので、タイのAISのsimの電波をビエンチャン辺りでは拾うかな?と思ったのですが、全然駄目なようでした。
これで又、ネットが繋がらなくなり少し不安になります。
インターネットが繋がらないだけで、一気に異国の地に降り立った感が強まりますからね。
タラートサオの前の通りですが、交通量がタイほどでは無いですが多いです。
そして、車やバイクを持たない一般人の主な交通手段はひと目で判るほど、道路わきにはトゥクトゥクがいっぱい並んでいます。
ネットの情報では、ラオスではラオス通貨のキープの他、バーツやドルも多少流通しているとの事。
とりあえず、タラートサオのバスターミナルに並んでいる屋台で何か食べたいと思い、バーツが使えるか聞いてみたのですが、キープのみとの事でした。
しかたないので両替しに行きますか。
タラートサオ内に入ります。
タラートサオとはバスターミナルの事ではなく、バスターミナルの横にある市場とデパートが融合した商業施設のことです。
タラートサオでググるとバスターミナルの情報が目立ちますが併設されているからですね。
バスターミナル側からタラートサオ内に入ると、秋葉原のラジオ会館のような感じで、無線や携帯ショップなどが立ち並びます。
開いていないお店等も目立ちますね。
普通にテナントが入っていないだけでしょうか・・・?
ぐるぐる歩いてみると、一軒だけ両替所がありました。
そこで両替します。
とりあえず、ラオスは3泊だけなので1万円もあれば十分じゃないでしょうか。
確か65万キープ位にはなった筈です。
ベトナムのドンやインドネシアのルピアのように単位が大きくなるパターンですね(笑)
円からの脳内変換が難しいので、バーツからの脳内変換をします。
単純にバーツが流通している場所での単位が、2,500キープ=10バーツとされるらしので、15,000キープで60バーツと考える事にし、そこをハイ&ローの基準としましょう。
交通費や屋台のちょっとした食事で15,000を超えると高い。
逆に未満だと安いと考えるのが簡単そうです。
タラートサオのバスターミナル横の屋台に戻ってきました。
さっそくラオス名物のカオピヤックをいただきましょうか。
麺がセンレックよりも太めで、ツルツルしていておいしいです!
調味料は、テーブルに置いてあるタイのように唐辛子やお酢等ではなく、チリソースのようなものが置いてあります。
ベトナムのフォーに入れて食べる調味料に近いですね。
カオピヤックで満足しました。
確か6500キープ位だったと思います。
30バーツ以下・・・安いですね!
ちなみにこの時点で時刻はまだ11:00前と予定より1時間以上も早い時間でした・・・。
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