引き続き、ムアンボーラン観光です。
水上マーケットを見た後は、園内の北の方へ向かいます。
ムアンボーラン内は各寺院の周囲を川で囲んでいます。
そんな川の中に何か装置が。
水力発電かと思ったのですが、人工的な川なので流れを生み出すための装置かも知れません。
ムアンボーランの西側は、広い川がある水を中心とした名所のようです。
とりあえず、こちらは後回しにし、東側から見ていきます。
手のような大蛇のモニュメント。
そういえば、これと同じようなのをカンボジアのベンメリア遺跡に行った時にもみましたね。
ヒンズー教のナーガですかね?
ナーガはヒンズーの蛇神様ですが、神や人を助けたりもしますが世界を滅ぼしたりもする神様。
このモニュメントは、前に馬に乗った人がいるのを見ると、ナーガが人に襲いかかろうとしているように見えますね。
「カップルで呑気に乗馬してるんじゃねぇー!」
と、言う事でしょうか?(笑)
こちらは、あまりタイでは見かけないタイプの仏塔です。
経年劣化で塗装が剥げて、茶色くなった寺院はよくありますが、これは塗装する前って感じですね。
いっぱい仏塔やモニュメントがありすぎて、後半はあまり写真撮ってませんでした(笑)
さて、園内で一番敷地を取っていると思われるメインの寺院の観光に行ってみたいと思います!
この場所は、ムアンボーラン内の東側に位置し、小高い丘の上に寺院が作らています。
ムアンボーラン全体を見渡すのにも良い場所ですね。
そしてその寺院が何かといいますと、プレアヴィヒアという寺院です。
タイとカンボジアの国境にある寺院ですね。
タイでの名称は、プラサートプラウィハーンといいます。
世界遺産に登録さている寺院ですが、タイとカンボジアの国境問題に発展した場所で有名です。
国際司法裁判所的にはカンボジアの領域だと判断が下された場所で、タイ側からこの寺院を訪れる事はできません。
カンボジアから見に行くとしても、アンコール遺跡群のあるシェムリアップから車で3時間以上かかる場所にある為、気軽に観光できる場所ではないのです。
とまあ、そんな歴史的な背景は置いておいて、さっそく見に行っていましょう。
丘はそこそこ高い為、階段があるものの結構上るの大変でした。
丘を登りきると、寺院の入口に。
入口の前の通路もミニチュアですが、きちんと再現しているようです。
寺院から見下ろす、ムアンボーランの園内。
園内は木や川で区切られており、木によって他の寺院やモニュメントが隠れているので、森の中にいるような雰囲気になります。
ちなみに実際のプレアヴィヒア寺院は、かなり標高の高い場所にあるので、空から地上を見下ろすような感じになるので、それとはちょっとイメージが違うかも知れません。
寺院内は、クメール遺跡のような感じで、昨年訪れたアンコール遺跡群を思い出させてくれるような場所となっていました。
登るのは大変ですが、実物を見に行くのに比べたらかなりお手軽です。
プレアヴィヒア寺院のある丘の麓には、涅槃像もありました。
涅槃像といえば、バンコクのワットポーやアユタヤのワットロカヤスタ・ワットヤイチャイモンコンなどが有名ですが、タイ全土に涅槃像がある寺院は他にもあるそうです。
プレアヴィヒアの後、近くの売店でコーラを購入。
袋に詰めた氷の中に直接コーラを注ぎ、そこにストローを刺して飲むジュースです。
タイの屋台で買うジュースといえば、昔からこのスタイルが多いですね。
今は、ファーストフード店のように紙コップにジュースを入れて売っている屋台の方が多くなってきてしまいましたが。
コーラを飲みながら、自転車で近くのモニュメントなどを眺めます。
さて最後は、園の西に位置する、水をテーマとするエリアも見てまわりましょう。
こちらにくると、遺跡のような場所とは雰囲気が変わりますね!
池を海に見立てて、船のオブジェもあります。
こちらはオブジェ等ではないですが、雲の一部が光って天から神様が降臨しそうな写真になってました。
塗装が新しい建物ですが、中に動物のオブジェが・・・。
ボタニカルガーデンと書かれていました。
植物の庭って事?
水の中に浮かぶ千手観音。
それを守るドラゴンでしょうか?
吐いているのは火ではなく水なので、マイナスイオン効果で外敵も癒される事でしょう(笑)
こちらが、ラスト。
水のエリアは広くて東の遺跡のエリアに比べて、建物やオブジェクトが密集していないので、あっという間に見てまわる事が出来ました。
さて、とばしている場所もたくさんありそうですが、広い園内を大体ぐるっと一周見回りました。
所要時間は、1時間45分位ですかね。
もっとゆっくり見てまわればもう少し時間がかかりそうですが、十分満足だったので、このまま入口の方に戻る事にしました。
チケットブース前に到着したのが13時20分頃でした。
この時のHPを見る限りでは、帰りの送迎バスは13:30と15:00台の2本だったので、ちょうど早い帰りの便に間に合いそうです。
入口で自転車を返却し、チケットブースでパスポートを返してもらいます。
バス乗り場はチケットブースから離れた、駐車場の入口付近。
そこに移動すると、既に何人か人が待ってました。
行きの時は居なかった人達なんですが・・・。
一緒に待ってて、13:30ちょうどに運転手がバスにやってきたので、同じくバスに乗り込みました。
ちなみに帰りはバンではなく大型バスでした。
帰りは午前中に比べて道路が渋滞していたせいか、ベーリン駅まで1時間以上かかりました。
まあ、疲れていたので軽くひと眠りするのにちょうど良い時間でしたけどね(笑)
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