2015年5月5日火曜日

チャリ走(ヒートモード) in アンコール遺跡





夕方16:30頃、目を覚まします。



・・・あれ、体がだるい。



というか、頭がクラクラする・・・。



・・・また、やってしまいました。



旅行中に熱が出てしまうという・・・(爆)



とはいえ、明日の夕方には帰国の便に乗らなくてはいけないですし、バケン山の夕日を見ることができるのはこの日が最後ということで、弱った体に鞭を打って再び自転車を飛ばします!



はっきりいって、頭がぼーっとした状態で自転車を飛ばしているので、もう何がなんだかよくわからない状態でした。



しかも、スピードもそれほど出せないので、夕日が落ちるまでに間に合うのか・・・



不安と熱で頭も自転車もフラフラしながら、再びアンコールワット直前まで到着。



チケットのチェックの所に行くと、チケットを見せなくても通れ通れと合図をしてくれます。



夕日に間に合うように配慮してくれてるんですね。




バケン山ふもとに到着。




人でごったがえしています。



ふもとはバケン山で夕日が影になってしまうため、すでに薄暗いです。



間に合うのか・・・!!



ふもとに自転車を停めて、山道を登ります。



まだまだ、のぼっていく観光客もいっぱいいますね。







それほど、急な道ではありません。



ビーチサンダルでも問題なくのぼれるでしょう。







山頂へ到達する途中。



木々の切れ間から夕日が見れる場所がありました。



まだ、完全に日は落ちていないようでした。



良かった・・・。



しかし、いざ山頂について驚愕の事実を知ることに・・・・!!!







プノンバケンへの入場は締め切られていました(爆)



まあ、それなりに高さのある遺跡ですし、人をつめすぎて落ちたりしないようにするためですね。



これは、残念です。



しかたないので、プノンバケンの下に夕日を見ることができる場所があったのでそこで、日が落ちるのを待ちます。









うーん、あいにくの曇り空のせいかあまり綺麗な夕日にはならなかったようですね。



という訳で、夕日も見たことですし、下山しましょう。



と、ここで、下山の前におなかのなかでも何かが下山しようとしています・・・。



やばいやつです(笑)



早くトイレに行きたいものの、あまり早く動けそうも無い状態・・・。



冷や汗をかきながら、慎重に下山します。



他の観光客が順調に下山していくのを横目にゆっくりと下山している日本人・・・。



それは、私のことです(爆)



ゆっくりゆっくり下山して、ふもとは視界がかなり悪い位まで暗くなっていましたが、近くのトゥクトゥクの兄ちゃんにトイレの場所を教えてもらい、どうにか間に合うことができました。



熱でたり、お腹くだしたり、もう踏んだりけったりです(´・ω・`)



トイレを済ませ、とりあえず熱はまだまだあるようなので、水分補給。



屋台で水を買ってそれを飲み、再び自転車でパブストリートへ戻ります。



周りはかなり暗くなってきました。



自転車で帰る人もチラホラ。



でもほとんどの人はトゥクトゥクで帰るようですね。



アンコール遺跡先の林のコース辺りでは、もう完全に真っ暗でした。



一応、ライトつきの自転車なのでライトはつけますが、あまり役にたちません。



そんな時です・・・。



一瞬ガクンと自転車が大きく揺れました。



何事かと思ったのですが、地面に大きな穴があいていたようですね。



転ぶことは無かったので良かったのですが。



しかし・・・、良くないことは立て続けに起こるものです。



少し走っていると走行に支障が出てきました。



さっきの穴に入った時にタイヤがパンクしてしまったようです・・・orz



さすがにこのまま乗っていくわけにはいかないので、自転車を押して進むことに。



うーん・・・アンコール遺跡からそれほど離れていない気がするので、恐らくこのまま歩いたら6キロ位あるでしょう。



熱もあるのに本気で悲しくなりますね・・・(ノД`)



とはいっても、こんな真っ暗な中では誰に助けも出せないです。



それどころか、真っ暗すぎてトゥクトゥクにひかれないようになるべく、車道から離れて自転車を押して歩くことしかできません。



とぼとぼ、歩くことしかできませんでした。



そんな感じで数十分歩くと、林を抜けました。



しかし、林を抜けてもホテルのあるパブストリートまではまだ数キロはあるでしょう。



気を強く持ちさらに歩きます。



すると、林を抜けて街灯などで少し視界が明るくなったからか、一台のトゥクトゥクのおじさんに声をかけられます。



そして、自転車がパンクしていることを告げると、自転車ごとのせていってくれるとの事です。



値段交渉の上2ドルで(爆)



この状況下でもプアトラベラー精神は健在でした!



まあ、おじさんも気の毒に思ったのか、通常じゃトゥクトゥクだとどんなに安くても3ドル位からなのですがさらに1ドル安い金額でOKとなったのです。



かくして、この長い道のりを全工程歩くことなく、ホテルにたどり着くことができました。



ちなみに自転車を返すときにパンクの修理費は請求されましたが、前輪後輪ともにパンクしていたので、タイヤ1本につき1ドルの系2ドルの修理費で済みました。



もっと請求されると思ってたのでホッとした瞬間です・・・。



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