それでは、早速遺跡を探検してみます。
遺跡に入り口には何やらオブジェクトがいくつか並んでいます。
ここの辺りにはツアーの団体客(日本人では無いです)がオブジェクト一つ一つで説明を受けています。
そして、その説明が終わったら一人ずつ記念撮影と・・・。
というわけで、オブジェクトだけの写真を撮れるチャンスがありません(爆)
諦めて中へ進みます。
キノコの菌糸まみれのオブジェ。
これは人気無いみたいですね(笑)
石畳が並びます。もともと建物があった場所の束石でしょうか?
このコブラのような、何かの手と爪のようなオブジェクトが同じようにいくつかありました。
魔除けか何かでしょうか?
遺跡内部へ続く道の横は柵で覆われています。
こんな観光地には無いとは思いますが、こういう区切りをされていると中に地雷が埋まってるんじゃないかと思ってしまいます。
先へ進むと最初の建物が見えてきます。
入り口からはざっと100メートル位は離れているんじゃないでしょうか?
地面は、カンボジア特有のサラサラの土。
おおっ!
おおおっ!
ちょっとだけ、瓦礫の上に登って、おおおおおおっ!
想像以上に見ごたえのある遺跡のようです!
カンボジアの遺跡は、この後行くアンコール遺跡群もそうなんですが、とにかく規模が大きいです!
そして、古びて劣化はしているものの、ある程度形が残されている場所が多いです。
それでは、遺跡内部も探検してみたいと思います!
内部へは階段を上っていきます。
その入り口にはレンジャーというかボーイスカウトっぽい恰好をしたカンボジア兄ちゃんが立っています。
そのまま、その横を通り過ぎようとしたら、入り口はこっちだよと指さされます。
え?
入り口どこ?
建物の壁に木の枠で作られた小さな穴がありました。
ここが入り口?
ちょっと狭かったですが、どうにか通り抜けられたので中に入ります。
建物の中は外よりもひどい瓦礫の山です!
ちょっと危なそうでしたが、そのまま瓦礫を乗り越えようと進んでいこうとすると、さっきのスタッフらしき兄ちゃんに声をかけられます。
下の方に降りて行くのが正規のルート?みたいな事を言っています。
そして、着いて来いと言っているようだったので言われるがまま着いていきます。
途中、見ごたえのあるポイントに止まっては、片言の日本語で、「ラピュタ」とか言ってます(爆)
確かに遺跡の崩れ具合や
木の根の張り具合などを見ると、まさに天空の城ラピュタのイメージですね。
日本に帰ってきてからググってみると、やっぱりラピュタのモデルとなっていると噂ですがあるようですね。
さらに、進んで行きます。
回廊のようになっている場所で、写真を撮らせてくれます。
なかなか親切なガイドですね・・・。
ガイド?
・・・ははーん・・・こいつは、タイやインドネシアなどの東南アジア等で良く見かける、プチぼったくりガイドですね!
最初に値段も何も言わず、勝手についてきて案内して、最後にガイド料を取ろうとするやつです(笑)
そう思って、「ガイド料は払えないから後は一人で行くから良いよ」と言おうかとも思いましたが、大体いくらくらいの金額を吹っかけてくるか調べてみたかったので、そのままガイドさせる事にしました。
ちなみにガイド料は当然払う気は無いです(爆)
複数人の現地人に取り囲まれそうなら、圧倒されて逃げられそうもないですが、スタッフはほとんどいないようでしたので、ガイド料は言われても知らんぷりです!
基本的に、どの国でも勝手にガイドしてくるような輩に対しては、言葉が通じないふりすれば知らんぷりが通用します。もし、勝手に財布取ろうとしてきたらポリスを連呼すればいいのです。
ただ、逆恨みされないようにチップとして1ドル程度は渡してあげようかと思い、移動しながら財布から1ドル札だけ取り出してポケットに入れておきます。(財布の中身を見られなようにする為に)
ちょっと写真の枚数が多いので、ざっと、ダイジェスト的に写真だけ並べてみました(笑)
これがラピュタのラストに出てくる木のモデルになったといわれている木です。
あまり大きな木では無いですね。
遺跡内部と周囲をざっと見終わったところで、ガイドの兄ちゃんはここまでで良いか?と聞いてきます。
もちろん、こっちは勝手に着いてきているという体なので、どうぞどうぞという感じで、チップとして1ドルを渡そうとします。
すると、兄ちゃんは、ガイド料は10ドルです。と言ってくるではありませんか(笑)
ビンゴでしたね(爆)
しかしもちろん、私の答えはノーです。
ここでは下手に英語は使わず、日本語で勝手に着いてきただけでしょ的な言葉を返します。
でも感謝の気持ちで1ドルはあげるよ!と言うと、兄ちゃんも首を横に振るので、
だったら、この1ドルもあげないと、何もあげずにその場を離れようとします。
すると、兄ちゃんは、じゃあ5ドルでいいと言ってきました(笑)
いきなり半額かよっ!(爆)
まあ、それでもガイド料は払わないつもりだったので、それでもダメよ~ダメダメと、その場を離れようとします。
すると、兄ちゃん舌打ちして渋々1ドルだけ受け取って去っていきました(笑)
まあ、あまり海外慣れのしていない観光客だと普通に払っている人もいる事でしょう。
でも、言葉もほとんど通じず、ガイドの時間としては30分もしない位で10ドルという金額は、カンボジアの物価からすれば、当然ぼったくりの金額になります。
日本の時給に換算したら2400円相当ですからね!(当時のレート:1ドル=120円)
さて、一人になったので遺跡を裏からざっくり散策。
すると、今度はチビッ子軍団登場です(笑)
片言の英語でガイドしようとしてきます(爆)
まあ、チップ狙いのようですし無視していると、すぐ居なくなりました。
と、いった感じで、ベンメリア遺跡を一通り見終わりました。
最近は一人旅ばかりなので、ぼったくりガイドに遭遇する事はあまり無かったのですが(一人旅だとお金持ってそうに見えないようなので)久しぶりの体験をした感じがします!
まあ、最初の頃はこの手のぼったくりに遭遇すると嫌な気分になったもんですが、今回はちょっと楽しめました。
もちろん、ガイド料を払わなかったからというのもありますが(爆)
東南アジアでは、この手に結構遭遇する事が多いので、観光地で親切そうに近づいてくる連中は、ほぼ間違いなくガイド料目的ですので、嫌な思いをしたくないのであれば、最初に断るようにしましょう。
「ノーマネー・ノーガイド」で通じますので(爆)
遺跡からバイクの場所まで戻る途中、何やら大音響で音楽を流している場所があったので、のぞいてみました。
誰かの結婚式か何かですかね?
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