2015年3月20日金曜日
水中遺跡-クバルスピアンへ
観光2日目の朝。
本日は、水の中にあるという遺跡のクバルスピアンとアンコール遺跡の共通チケットで入れるのにも関わらず、アンコールトムから北に25キロ程離れているバンテアイスレイ寺院に行ってみたいと思います。
まずは、朝食ということで近くの屋台でラーメンを食べます。
初日に食べた焼きそばと同じ麺のようですが、これで2ドルってちょっと高くないですか?
全般的に物価の安いカンボジアですが、ちょっとした屋台料理などがタイより高い場合があります。
2ドル240円だと約60バーツですからね。
タイの屋台で食べるクイッティアオに50バーツ以上出したことないです(笑)
たかが35円弱位の差なので、日本での出来事であれば特に気にならないのですが、東南アジアの物価の安さに麻痺してくると、その10バーツや1000リエルの差が大きく感じてしまいます。
朝食を済ませたら、次は移動手段の確保です。
実は昨日、トンレサップ湖から帰ってくるとき、そのトゥクトゥクの兄ちゃんに明日はどこへ行くんだとしつこく聞かれていたのです。
で、クバルスピアンに行ってみたいなーと言ったら、トゥクトゥクなら35ドルで行けるよーと言われていて、15ドルじゃないと要らないよーと押し問答を繰り返し、数分の舌戦の末にモトバイで15ドルで交渉が成立したのでした。
で、ホテルまで来てくれるという事で、朝8時に待ち合わせしていたんですが・・・
来やしねぇ・・・(爆)
という訳で、昨日乗せてもらった場所あたりに行ってみることにしました。
場所的には南のナイトマーケットのある川の前で、夜は焼きそばやドリンクの屋台がずらーっと並んでいる通りです。
そこに兄ちゃんが数人のトゥクトゥク仲間とたむろしておりました(笑)
仕事熱心なカンボジア人ですが、日本人ほど約束を守るといった人種では無さそうです。
まあ、タイに行けばよくある事なので、あまり気になりませんでしたが(笑)
で、直接兄ちゃんに連れてってくれるか?と聞いたら・・・
どこに行きたいんだ?・・・と(爆)
完全に昨日の事は忘れてしまっていたんですね(笑)
クバルスピアンだよ、昨日モトバイで15ドルで行ってくれるって言ってたやん!
と、教えてあげると、
クバルスピアンは、モトバイだと20ドルやねー・・・だって(爆)
まあ、仲間がいる中なので、あまり安くするというのはプライドもあって無理なのでしょう・・・。
という事で、この兄ちゃんに頼むのはもうやめて、単独で流しているトゥクトゥクを探すことにしました。
というわけで、シヴォタ通りをぶらぶら歩きます。
歩いていると、盛んに話しかけてくる一人のトゥクトゥクが。
先ほどたむろしていたモトバイ連中の一人です。
で、クバルスピアンに18ドルで連れてってやるよ!と言ってきます。
いやいやいやいや・・・
15ドルで昨日交渉が成立一度しているので、こちらとしてもそれが最低価格でギリギリ行けるとわかってしまいましたので、それで首を縦に振ることはできません。
18ドルならいいやと、そのまま無視して進もうとすると、
じゃあ17ドル!
と、1ドル下げてきました(爆)
で、同じ事をあと2回繰り返し、15ドルでOKとなったのでした!
というわけで、昨日の兄ちゃんとは違いますが交渉成立したという事で、そのトゥクトゥク兄ちゃんにモトバイで連れて行ってもらう事になりました。
クバルスピアンとバンテアイスレイと両方に行って15ドルです!
今回もまずはトゥクトゥクに乗り込み、荷台を置ける場所まで移動する事になりました。
前回と違い、かなりアンコール遺跡方面まで進みます。
そして、舗装されていない道を今度は空港方面に進みます。
昨日の夜、歩いた場所がローカルな街だと思っていましたが、それよりももっとホントにTHEローカルな場所で、観光客は私以外いないような場所に来ました。
低い屋根の民家が何軒か立ち並び、その中にいくつか小さな商店があるといった街です。
道は舗装されていないので、所々穴だらけで、トゥクトゥクはもの凄く揺れます。
で、1軒の家の前でトゥクトゥクを止めます。
どうやら、この運転手の兄ちゃんのおうちのようです。
カンボジアの他の民家に比べると、それなりに広そうなおうちですが、借家でしょうか?
兄ちゃんは、ご結婚されているようで中から奥さんらしき人が出てきます。
軽く挨拶をして、ヘルメットを渡されました。
そして、チビッ子が照れながら出てきて「ハロー」と英語で話しかけてきます!
なかなか、微笑ましい1シーンです。
で、トゥクトゥク兄ちゃんは、今乗っていたトゥクトゥクをバイクモードにするのではなく、家の中から別のバイクを引っ張り出してきました。
見た目は一緒の110cc程度のスクーターのようですが、そっちの方が速いんだとか。
これで準備OKという事で、モトバイにまたがり出発です!
チビッ子がこれまた、照れながらですが「バイバイ」と送り出してくれました。
観光客相手の商売をしている人だけでなく、こういった本当にローカルな生活を送っている人達とのふれあいも旅の醍醐味なので私は好きです。
さて、バイクは走りだし、まずは近くのアンコール遺跡群のチケットブースへ向かいます。
クバルスピアンとバンテアイスレイはアンコール遺跡の入場チケットが必要なのでここで購入。
ちなみに購入したのは3日券で40ドルです。
1日券が20ドルで、明日以降にアンコールワットやアンコールトム等を見て回る事を考えると、予備として1日多く入場できるチケットの方がお得ですからね!
チケットブースでお金を払うと、すぐ横を向いてチケットに印刷される写真を撮ります。
チケットを受け取って、再度モトバイにまたがりクバルスピアンへ向かいます。
アンコール遺跡群を横目にバイクは猛スピードで進みます!!
で、そこから30分位でクバルスピアンに到着したのでは無いかと思います。
兄ちゃん、バイク飛ばし過ぎ(爆)
長くなってきたので、次回へ続く・・・
Youtubeはじめました
2015年3月18日水曜日
シェムリアップ2日目の夜
シェムリアップの街は小さくて、観光客が集まる場所の規模は、歩いて周るには十分です。
街の雰囲気も規模もタイ・バンコクのカオサンロードと同じ位。
初日はパブストリートと周辺のナイトマーケットだけだったので、ローカルな街の中を歩いてみたいと思います。
まずは、国道6号方向へ。
夜のシヴォタ通りは、通りがネオンに照らされた明るい街です。
夜19時位は、各観光地から帰ってくる観光客やパブストリートから少し離れた所に宿をとっている人達らしきトゥクトゥクで大渋滞です。
国道6号まで出たら、今度は空港方面へ歩いてみます。
この大通り沿いにも大小様々なホテルやゲストハウスが立ち並びます。
大通りからオールソン・アンコールホテルという大きなホテルがある交差点で、パブストリート方面へ向かう通りへ右折します。
道は舗装されていますが、完全にローカルな雰囲気です!
ローカルな屋台とか食堂があったら入ってみたいのですが、無さそうですね。
ゲストハウスのような建物がこの通りにもいくつかありました。
つきあたり、シヴォタ通り方面へ向かい、シヴォタ通りより1本手前の細い路地を入ります。
ナイトマーケットまで到着しました。
街をぐるっと一周した感じですね。
疲れたので、そろそろ夕食にしましょう。
パブストリートに向かいます。
写真はパブストリートのレストランとレストランの間の細い道。
ローカルな街の雰囲気から一変して、こじゃれたレンガの通りになっています。
夕方にクイッティアオを食べたという事もあり、今夜の食事はサラダだけ。
ちなみにいつも食べるソムタム風の青パパイヤのサラダとは違い、今夜のサラダはマンゴーのサラダです。
味はまあ、おいしいんですけど・・・タイ料理のソムタムのような辛さと言いますか、パンチが効いていないのが残念です。
ここでも生ビールを数杯いただいて終了。
サラダが5ドルでビールが0.5ドルなので、恐らく合計10ドル以下の夕食となりました。
Youtubeはじめました
2015年3月13日金曜日
トンレサップ湖へ行ってみたものの・・・
お昼過ぎに、シェムリアップまで帰ってきました。
シヴァタ通りと、国道6号の交差点付近でバイクを降りましたので、歩いてパブストリート方面へ戻ります。
途中見かけた、シェムリアップ市内に唯一あるショッピングモールのラッキーモール。
3階程度のフロア構成で、1フロアに5~6店ほどのテナント数とかなり小規模です。
お土産を買う為だけに来る必要は無さそうです。
カンボジアに長期滞在している人向けの場所ですかね?
こちらは、ラッキーモールよりももう少し、パブストリート寄りにある、アンコールマーケットです。
スーパーマーケットですが、お土産に最適なお菓子なども置いてあり、ホテルからも近かったので重宝しました!
時刻が午後2時近くになり、さすがにお腹が空いてきたのでどこかレストランに入りたいと思います。
パブストリート辺りは、あまり空いていないみたいです・・・。
パブストリートからすぐ南にオールドマーケットという市場があるのですが、そこに3軒ほどお店が並んでいます。
そこの1店で昼食を食べることにしました。
まずは、ビールです(笑)
このビールが、なんと1杯0.5ドル(約60円)と格安です!
タイのゴーゴーバーでの客呼び込み用ドラフトビアも最近は平均65バーツ(約240円)。
バービアでビアシンやビアレオを飲むと、75バーツから90バーツ位しますので、それよりは安く感じていました。
が、さすがに0.5ドルとは・・・
物価の安さは隣の国でもこんなに差があるんですね。
昼から3杯も飲んじゃいました(爆)
おつまみには、野菜チャーハン(1.5ドル)。
ベジタブル フライド ライスと書かれていたのですが、ホントに肉類一切入っていないクオリティ(爆)
まあ、味はイマイチでしたが、ビールに満足したので十分です。
ホテルに戻り小1時間ほど休憩します。
夕方4時頃。
海の無いシェムリアップですが、パブストリートから約12キロ程南に行くと大きな湖があります。
トンレサップ湖という観光地化された場所です!
というわけで、トゥクトゥクと交渉して行ってみたいと思います!
バイクで行っても良かったのですが、午前中の長距離移動でお尻や太ももが痛くなっていたので、トゥクトゥクで行くことに!
ちなみに言い値は15ドルでしたが、7ドルで行くことになりました。
距離で考えれば、もう少し下がったかな?とも思います。
しばらく、田舎道を走ります。
道は舗装はされていないですが、大きな穴があるような朝通った道とは違うので、トゥクトゥクでも快適です。
15分位のっていると、何かゲートみたなものが見えてきました!
どうやらこの先が湖になっているようです!
無事到着。
で、降りようとすると、運転手の兄ちゃんがチケットブースはあっちだよと教えてくれます。
え?
入場料取るの?
聞いてみたら、遊覧船のチケットの事でした。
価格40ドル・・・。
完全に予算オーバーですね。
船には乗らずに、その場所にあるテラス型のレストランでビールでも飲みながらサンセットを見たいと思ったのですが、そこのテラスは遊覧船のチケットを持っている人専用なんだとか。
湖付近に行くのも、入場料(船代)が必要な有料の敷地内なのでダメなんだとか・・・。
ははは・・・
ここに来た意味全くありませんでしたorz
という訳で、そのまま引き返してもらう事にしました。
トゥクトゥクから遠目で湖の写真を撮ります。
どうみても、チケット持ってない人とかいそうなんですが・・・。
まあ、ただこの辺りは湖の入り江になっている場所なので、本当に海のように広い湖はこの先にあり、船に乗らないと見えないんですけどね。
ホテルの近くまで戻ってきて、トゥクトゥクを降ります。
ホテルの前に出ている屋台のクイッティアオ(2ドル)を食べながら夜が来るのを待つことにしました。
Youtubeはじめました
2015年3月10日火曜日
天空の城 ベンメリア遺跡とぼったくりガイド
それでは、早速遺跡を探検してみます。
遺跡に入り口には何やらオブジェクトがいくつか並んでいます。
ここの辺りにはツアーの団体客(日本人では無いです)がオブジェクト一つ一つで説明を受けています。
そして、その説明が終わったら一人ずつ記念撮影と・・・。
というわけで、オブジェクトだけの写真を撮れるチャンスがありません(爆)
諦めて中へ進みます。
キノコの菌糸まみれのオブジェ。
これは人気無いみたいですね(笑)
石畳が並びます。もともと建物があった場所の束石でしょうか?
このコブラのような、何かの手と爪のようなオブジェクトが同じようにいくつかありました。
魔除けか何かでしょうか?
遺跡内部へ続く道の横は柵で覆われています。
こんな観光地には無いとは思いますが、こういう区切りをされていると中に地雷が埋まってるんじゃないかと思ってしまいます。
先へ進むと最初の建物が見えてきます。
入り口からはざっと100メートル位は離れているんじゃないでしょうか?
地面は、カンボジア特有のサラサラの土。
おおっ!
おおおっ!
ちょっとだけ、瓦礫の上に登って、おおおおおおっ!
想像以上に見ごたえのある遺跡のようです!
カンボジアの遺跡は、この後行くアンコール遺跡群もそうなんですが、とにかく規模が大きいです!
そして、古びて劣化はしているものの、ある程度形が残されている場所が多いです。
それでは、遺跡内部も探検してみたいと思います!
内部へは階段を上っていきます。
その入り口にはレンジャーというかボーイスカウトっぽい恰好をしたカンボジア兄ちゃんが立っています。
そのまま、その横を通り過ぎようとしたら、入り口はこっちだよと指さされます。
え?
入り口どこ?
建物の壁に木の枠で作られた小さな穴がありました。
ここが入り口?
ちょっと狭かったですが、どうにか通り抜けられたので中に入ります。
建物の中は外よりもひどい瓦礫の山です!
ちょっと危なそうでしたが、そのまま瓦礫を乗り越えようと進んでいこうとすると、さっきのスタッフらしき兄ちゃんに声をかけられます。
下の方に降りて行くのが正規のルート?みたいな事を言っています。
そして、着いて来いと言っているようだったので言われるがまま着いていきます。
途中、見ごたえのあるポイントに止まっては、片言の日本語で、「ラピュタ」とか言ってます(爆)
確かに遺跡の崩れ具合や
木の根の張り具合などを見ると、まさに天空の城ラピュタのイメージですね。
日本に帰ってきてからググってみると、やっぱりラピュタのモデルとなっていると噂ですがあるようですね。
さらに、進んで行きます。
回廊のようになっている場所で、写真を撮らせてくれます。
なかなか親切なガイドですね・・・。
ガイド?
・・・ははーん・・・こいつは、タイやインドネシアなどの東南アジア等で良く見かける、プチぼったくりガイドですね!
最初に値段も何も言わず、勝手についてきて案内して、最後にガイド料を取ろうとするやつです(笑)
そう思って、「ガイド料は払えないから後は一人で行くから良いよ」と言おうかとも思いましたが、大体いくらくらいの金額を吹っかけてくるか調べてみたかったので、そのままガイドさせる事にしました。
ちなみにガイド料は当然払う気は無いです(爆)
複数人の現地人に取り囲まれそうなら、圧倒されて逃げられそうもないですが、スタッフはほとんどいないようでしたので、ガイド料は言われても知らんぷりです!
基本的に、どの国でも勝手にガイドしてくるような輩に対しては、言葉が通じないふりすれば知らんぷりが通用します。もし、勝手に財布取ろうとしてきたらポリスを連呼すればいいのです。
ただ、逆恨みされないようにチップとして1ドル程度は渡してあげようかと思い、移動しながら財布から1ドル札だけ取り出してポケットに入れておきます。(財布の中身を見られなようにする為に)
ちょっと写真の枚数が多いので、ざっと、ダイジェスト的に写真だけ並べてみました(笑)
これがラピュタのラストに出てくる木のモデルになったといわれている木です。
あまり大きな木では無いですね。
遺跡内部と周囲をざっと見終わったところで、ガイドの兄ちゃんはここまでで良いか?と聞いてきます。
もちろん、こっちは勝手に着いてきているという体なので、どうぞどうぞという感じで、チップとして1ドルを渡そうとします。
すると、兄ちゃんは、ガイド料は10ドルです。と言ってくるではありませんか(笑)
ビンゴでしたね(爆)
しかしもちろん、私の答えはノーです。
ここでは下手に英語は使わず、日本語で勝手に着いてきただけでしょ的な言葉を返します。
でも感謝の気持ちで1ドルはあげるよ!と言うと、兄ちゃんも首を横に振るので、
だったら、この1ドルもあげないと、何もあげずにその場を離れようとします。
すると、兄ちゃんは、じゃあ5ドルでいいと言ってきました(笑)
いきなり半額かよっ!(爆)
まあ、それでもガイド料は払わないつもりだったので、それでもダメよ~ダメダメと、その場を離れようとします。
すると、兄ちゃん舌打ちして渋々1ドルだけ受け取って去っていきました(笑)
まあ、あまり海外慣れのしていない観光客だと普通に払っている人もいる事でしょう。
でも、言葉もほとんど通じず、ガイドの時間としては30分もしない位で10ドルという金額は、カンボジアの物価からすれば、当然ぼったくりの金額になります。
日本の時給に換算したら2400円相当ですからね!(当時のレート:1ドル=120円)
さて、一人になったので遺跡を裏からざっくり散策。
すると、今度はチビッ子軍団登場です(笑)
片言の英語でガイドしようとしてきます(爆)
まあ、チップ狙いのようですし無視していると、すぐ居なくなりました。
と、いった感じで、ベンメリア遺跡を一通り見終わりました。
最近は一人旅ばかりなので、ぼったくりガイドに遭遇する事はあまり無かったのですが(一人旅だとお金持ってそうに見えないようなので)久しぶりの体験をした感じがします!
まあ、最初の頃はこの手のぼったくりに遭遇すると嫌な気分になったもんですが、今回はちょっと楽しめました。
もちろん、ガイド料を払わなかったからというのもありますが(爆)
東南アジアでは、この手に結構遭遇する事が多いので、観光地で親切そうに近づいてくる連中は、ほぼ間違いなくガイド料目的ですので、嫌な思いをしたくないのであれば、最初に断るようにしましょう。
「ノーマネー・ノーガイド」で通じますので(爆)
遺跡からバイクの場所まで戻る途中、何やら大音響で音楽を流している場所があったので、のぞいてみました。
誰かの結婚式か何かですかね?
Youtubeはじめました
登録:
投稿 (Atom)