2014年11月8日土曜日

帰国の日




今回もやってきました。



最終日。



帰国の日です。



朝目が覚めると、いつものように帰りたくないという思いも同時に起きて暴れだします。



しかし、今回はいつもと様子が違いました。



心は暴れていても、体は全く動きません。



先日からの熱が下がるどころか、一番上がっていたのが起床の朝7時位だったのでは無いでしょうか。



薬にあまり頼りたくなかったので、昨晩は栄養ドリンクのみで暖かくして寝る事に。



もちろん冷房はOFFです。



しかし、風邪は全く治っておりませんでした。



抗生物質は持ってきておりませんでしたが、解熱鎮痛剤だけはいつも持ってくるようにしております。



タイには至る所に薬局があるので、基本的には現地調達で問題ありません。



さて、起きてとりあえず解熱剤を飲もうと考えましたが、食後服用のものでしたので朝食を食べに行くことにします。



しかし・・・この日の朝食は喉を通すのにも一苦労です。



喉が痛くて通らないという理由もありますが、熱でそもそも食欲が無く口に食べ物を運ぶと吐き気がする程でした。



味を感じることはなく、ほぼ無理やり食事と思しきものを胃の中に詰め込み、ようやく薬を飲むことができました。



部屋に8時位に戻り、そこから約2時間程でしょうか。



ひと時の眠りにつきます。



10時前に起き上がると、体から水分が噴き出た状態になっておりました。



しかし、体は朝食前に目が覚めた時よりもいっきに軽くなっています!



薬の効果でかなり熱が下がったようでした。



そこで、汗の吸い込んだ下着とシャツを着替えて、レンタルバイクを返しに行きます。



ホテルからすぐの所でバイクを借りていたので、部屋を出てから再び戻ってくるまで10分もかからなかった事でしょう。



一度汗を掻いた状態でしたので、さっとシャワーを浴びてからもう一眠り。



小一時間ほど仮眠をして起きると、さらに汗を掻いており、喉はまだ痛い状態が続いていましたが完全に熱は下がっていたようでした。



これでどうにか日本に帰国するまでの飛行機の中とかで、辛い思いをしなくて済みそうです!



12時チェックアウトの為、身支度をしてチェックアウトします。



17時サムイ島発の便です。



サムイ島規模の空港であれば、15時までにチェックインしておけば問題ないでしょう。



ホテルに荷物を預けて2時間半程近隣を観光するという方法もありましたが、今回の荷物はザック1つだけでしたし、体調の事もあったので荷物は預けずそのままホテルをあとにします。



薬が効いているのか、昨晩の早い時間から午前中はほぼ寝て過ごしたからなのか、朝まで熱で辛い思いをしていたのが嘘のようです。



ただ、このまま調子にのって歩き回り、疲れて再び体調を崩すことだけは避けたかったのでセンタンのフードコートでのんびり過ごすことにしました。



いつものように最終日はタイ料理以外という事でステーキです(180B)。





今回は、ここのフードコートにかなり助けられました。



食事を終え、外に出ると南国ならではのスコール!






今回のサムイ島では、ほぼ毎日雨が降っていましたし、雨に打たれて濡れてしまったこともありましたが、このスコールは今回の旅の中で最大級の降水量のようです。



まさにゲリラ豪雨ですね。






モールの2階の床や屋根に溜まった水が、滝のように流れ落ちてきます。



1階の地面に溜まった水は池のようになり、店舗内にも浸水してくるレベルでした!



のんびりサボりながら働くタイ人達も、この時ばかりは大忙しで水を掻きだしております。



30分程で雨はあがり涼しくなってきました。



時計を見ると時刻は2時ちょっと前位です。



ここで、センタンの横からバンに乗って(200B)で空港に移動しても良かったのですが、雨が降った後という事もありかなり涼しくなったので、結局歩いて空港に向かいました。



病み上がりでもプアトラベラーの精神を発揮します(笑)



空港の横の道路辺りは、スコールの影響でどう頑張っても避けられないような水たまりがいくつもあって、くるぶし辺りまで浸かるのを我慢しながら進みます。



そして、空港入り口へ到着。



ザックを背負いながらも昨日より涼しかったという事もあり、それほど汗をかかずに無事、空港到着となりました。








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