空港を出る前にSIMカードのカウンターがいくつか並んでいたので、適当に購入。
確か、1週間で4ドル位だったと思います。
両替はしません。
レートが悪いというのもありますが、日本でドルへ300ドル現金化しておきましたのでこれで十分足りるという考えもあった為です。
さて、そんな感じでシンプルな空港なので、入国審査から出口までほぼ1本道で途中に手荷物カウンター・両替カウンター・SIMカウンターを通り過ぎ空港の外に出られます。
海外恒例の各ツアーの添乗員さん達はこの出口付近に集まっています。
目の前は駐車場。
そして、入り口の隣にカウンターがあります。
ツアーで訪れている人はホテルまでの送迎があると思いますが、エクスペディアのホテルと航空券の格安セットチケットで来ているプアトラベラーはそのカウンターを利用する他無さそうでした。
ようは、空港発タクシーの手配カウンターです。
料金表を見ると・・・
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バン:10ドル
セダン:7ドル
モトバイ:2ドル
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と書かれております。
大きなスーツケースを持っているならセダンを選ぶべきでしょうし、3~4人位のグループならセダンの方が安くなります。
しかし、いつも通りの一人旅。
荷物はバックパックのみ。
迷わず、モトバイを選択します。
しかし・・・「今はモトバイが無いよ」とカウンターの兄ちゃんに言われてしまいます・・・orz
多少なら待ってもいいよ!と、適当な英語で伝えていると・・・
遠くから叫ぶ男性の声が。
どうやら、巡回して戻ってきた運転手のようですね。
というわけで、カウンターで2ドルを支払い、運ちゃんの後をついて行きます。
連れて行かれたのは、駐車場を通り過ぎた空港の前の通りです。
空港の入り口付近にも数台のトゥクトゥクが停車してます。
カンボジアのトゥクトゥクは、タイのトゥクトゥクと違いバイクの後ろに荷馬車の荷台を金具で固定した方式です。
タイのトゥクトゥクは3輪カーで荷台の取り外しはできないですからね。
ぼったくりが多いのでしばらく乗ってないですけど(笑)
で、運転手のおじさんは、その荷台を外そうとします・・・。
が、おじさんいわく、もう1ドル払ってくれたらトゥクトゥクでホテルまで乗せていってあげるよと言ってます。
しかーし!
まあ、ちょっとケチくさいのですが、カンボジア全体の相場とかも良くわからなかったですし、荷物はバックパックのみでしたので、結局バイクでお願いする事にしました。
追加料金なしです。
おじさんは、仕方なくトゥクトゥクを外してバイクモードであるモトバイにしてくれます。
ちなみにモトバイとはモータバイクのカンボジア訛りですかね。
ちなみにタイではバイクの事をモーターサイクルのタイ訛りでモトサイと言います。
さて、バイクに跨りホテルまで向かいます。
空港横の通りを南下し国道6号に出てそこから西へ約10キロ位の道のりですかね。
国道6号のままパブストリート方向へ向かうかと思いきや、途中で舗装されていない小道に入ります・・・。
空港の前や国道は街灯が結構あるので明るかったのですが、国道から外れた瞬間真っ暗(爆)
初めて来た国で、このパターンは結構恐怖を感じます(笑)
ほとんど車にすれ違う事も無く真っ暗な道を15分程走っていくと、少しずつ明るい場所になってきました。
そのまま、どこか田舎の掘っ立て小屋におろされて身ぐるみ剥がされるんじゃないかというドキドキ感も消え、一安心。
しばらくすると、グーグルストリートビューで下調べしていた通りに入ります。
そして、目的のホテルが見えてきました!
無事到着です。
で、降りるやいなや・・・なんか言ってくる運ちゃん・・・(笑)
こいつは、タイでも良くあるチップの請求かと思いきや、明日はどこに行くのか?とか、何日滞在するんだ?的な会話です。
で、適当に受け答えしてあげると、最後に携帯電話の番号を見せてきます。
ようは、「滞在中どこか行きたい場所があったら俺に電話してくれりゃ、いつでも乗せてってやるよ(もちろん商売としてだけど)」的な感じですかね。
この後、この旅の所々でも思うのですがカンボジアの人たちはタイ人に比べて仕事熱心です!
まあ、一瞬でもこのおじさんは、観光客狙いの追いはぎなんじゃないかと思った自分に反省です。
すごく良い人でした!
こいつは、初っ端から幸先の良いスタートです!
おじさんと別れて、ホテルにチェックイン。
まさにバックパッカー御用達といったホテルです。
シャワーも熱々でお湯の出も良く、部屋全体的にそれなりに清潔感はあるのですが・・・
枕が臭い!
枕カバーは替えてるんでしょうが、ちょっと加齢臭が・・・
という訳で、バスタオルを一つくるくると巻いて枕代わりにして寝るはめに・・・。
アメニティは石鹸以外無いですし、冷蔵庫も無くテレビも映らない・・・。
あと、ホテルの隣がライブハウスバーになっており、深夜3時位まで轟音が鳴り響きます。
パブストリートまで徒歩30秒という好立地を除くと、久しぶりのハズレ宿になっちゃいましたね。
飛行機代が高かった分宿をケチったのが間違いでした。。。orz