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2016年1月31日日曜日
バーンチェン遺跡
バーンチェン遺跡に到達し、トゥクトゥクに料金を支払い、まずは正面の建物に向かいます。
遺跡・・・というより近代的な建物ですね。
写真のお姉さんに迎えられます。
ん?
バーンチェン・ナショナル・ミュージアムと書いてありますね。
遺跡って、アユタヤとかの遺跡じゃなく、博物館って事?
地図があります・・・。
とりあえず、料金150Bを支払い中へ入ります。
建物の二階にあがり、まずは展示フロア。
発掘されたものが並んでいます。
それを見たあと、次のフロアへ移動。
タイ語で書かれた文字と写真で、歴史年表みたいなものが飾られていますね。
文字は読めないので写真を見るだけ。
そして、次のフロアへ。
今度はリアルに作られた人の像と発掘現場の展示物です。
発掘の様子等が再現されています。
そんな、発掘現場の様子の展示物をいくつか見終わると、時代は更にさかのぼります。
こちらは、実際に発掘された土器や鉄器等が使われていた時代の展示物のようですね。
又、実際に発掘された土器などの本物の発掘現場なども展示されており、本物(たぶん)の土器もそのまま飾られています。
・・・というようなタイにしてはリアルな展示物がいくつかあるフロアを巡って終了です。
ホントに博物館のみの場所でしたね・・・orz
寺院は造形物を見る楽しみがあるので好きなんですが、博物館は文字が読めないと雰囲気しかわからなく・・・。
正直、世界遺産とはいえ微妙でした(笑)
実際のところ、観光客もほとんどいませんでした。
地元の学生が見学旅行に来るような場所でしたね。
さて、博物館を出て少しバーンチェンの街を歩いてみます。
街の至る所に遺跡で発掘された土器の模造品が売られています。
田舎の小さな街といった感じです。
車通りもほとんどありません。
のんびりくつろげるようなお店なども無いようですね・・・。
さて、ここで気づいたのが、観光客が全くいないせいか帰りの足が見当たりません・・・。
トゥクトゥクが1,2台はいるだろうと思ってたんですが、片道利用にしたのが完全に間違いだったようですね・・・。
途方にくれながら、博物館の横の池を眺めます・・・。
と、いつまでも途方にくれていても仕方ないですね。
時間的にはまだ午前中ですし、バスの走っている道路までは1時間も歩けば着くでしょう。
ネットも繋がるようなので、地図もありますし迷う事は無いはず。
というわけでとぼとぼ、帰りの道を歩きます。
市街地を100メートルも離れると、空き地や畑や林が広がるど田舎です。
民家などは500メートルに1軒あるか無いかですね。
・・・しかし、この帰り道が炎天下の中と言う事もありかなり辛かったです。
最初の1キロ~2キロ位は余裕があったのですが、3キロ位になってくるとホントにたどり着けるか不安になってきます。
まだ、歩き始めて半分にも満たないのにヘトヘトです。
普段、日本では休日は歩くようにしており、これくらいの距離ならなんとも無いはずなのですが、異国の地で地図があるとはいえ、ホントに目的地に向かえているのかがわからなくなってきます。
体の疲れと暑さもありますが、精神的に疲労が溜まっていきます。
そんな時、一台の荷物運搬用の側車付のバイクが横に停まりました。
乗っていたのは、いかにも田舎にいそうなおじさんです。
言葉はわからなかったのですが、どうやらのせてくれるとの事!
これには、かなり救われました!!
側車の荷台に乗り込み、残りの道はお尻が少し痛かったですが、風が気持ちの良い快適な移動となりました!
バスが走っている国道で降りて、お礼を渡そうとしたのですが、笑顔で断られます。
以前、チェンライでの時もそうだったのですが、ホント田舎は人が暖かいですね!
以前の記事→ワットロンクンまでの道のり
ここに来たとき、バスを降りた場所にバス停のベンチがあるのですが、そこに地元のおじさんが二人ほど座っていました。
おじさんに
「ウドンタニ?」
と聞くと、乗り場は道路の向こうだけどここで待ってるといいよと教えられます。
椅子に座ってバスを待っていると2分程で、さっきのおじさんにバスが来たと教えられ、さらには道の反対まで一緒に渡ってバスを停めてくれます。
ここでも、田舎の人の暖かさに触れることができました!
遺跡はイマイチだったんですが、親切な地元の人たちとコミュニケーションが取れた事だけで十分満足できる観光だったと思います。
帰りのバスではウドンタニのバスステーションまで爆睡してしまいました(笑)
さて、バスステーションについて、朝から何も食べていないことに気づきます。
とりあえず、バスステーションの横に出ていた屋台で何か食べることに。
サイクロークイサーンかと思って買った串焼き。
タイ米ではなく、普通のソーセージでした(爆)
それを食べながら、少しバス停付近を歩いてみます。
すぐに地元の人向けだとわかる食堂があったので、そこで昼食にしますか。
まずは、LEOの大瓶です!
氷を入れて飲むタイスタイル(笑)
そして、ソムタムです!
沢蟹が入ったタイプでは無いですが、塩漬けして発酵した魚で味付したイサーンスタイルの味でした。
辛さも抑えてくれているんでしょうけど、十分辛い!
さらにイサーン料理の定番、ラーブ・ムーですね。
タイハーブのサラダという位置づけの料理ですが、完全に肉料理ですね(笑)
これで昼から大瓶を二本飲んじゃいました(笑)
2016年1月30日土曜日
ウドンタニの世界遺産
ウドンタニの朝。
2日ぶりのベッドでの就寝で、すっかり疲れが取れました。
さて、前回の記事でも書きましたが、本日すぐにはラオスに向かいません。
折角なので、イサーン地方も観光したいですからね。
バンコクやパタヤのゴーゴーバーにいる女の子達の代表的な出身地であるウドンタニ・・・。
どんだけ田舎だろうかと思ってましたが、思ったより中心地は栄えてましたね。
ウドンタニを観光する上で事前に調べた結果、行きたいと思ったのは2箇所です。
一つは、クンパワピーと呼ばれる赤い睡蓮の海です。
ウドンタニ市内から南東に約43キロにある湖。
ここの湖が早朝、水面が赤い睡蓮で埋め尽くされる現象を見る事ができるのです!
まさにここでしか見られない光景ですね。
早朝ということもあり、車をチャーターして行くかレンタカーしか無いですね。
まあ、行くのも大変なんですが、そもそもこの現象を見る事ができるのが12月~2月の間だけとの事。
断念せざるを得ませんね・・・。
ということで、もう一つの行きたかった場所である、バーンチェン遺跡に行ってみたいと思います!
バーンチェン遺跡はウドンタニ市街から東に約60キロの位置にありる、ユネスコ世界文化遺産に登録されているれっきとした世界遺産らしいです!
タイで世界遺産と言えば、古都アユタヤやスコータイが有名ですね。
正直、ウドンタニ観光を調べるまで聞いたことが無い遺跡でした(笑)
でも、バスで行くことができるらしいですしソンテウも走っているそうです!
アクセスしやすいですし、遺跡観光はその造形物を眺めるだけで国外にいる感が得られて、精神的に癒しになりますからね!
という訳で、朝8時頃に出発です!
まずは、ナイトプラザ前の屋台のお店の人に聞いてみます!
・・・しかし、イマイチ言葉が通じません。
ただ、一生懸命指を指してくれたのが駅の方でした。
では、とりあえず、ウドンタニ駅前へ行ってみますか!
・・・ソンテウらしき乗り物はありません(笑)
それどころか、早い時間だからなのか駅にもあまり人のいる気配がしないですね。
仕方ないので、少しホテルの方へ戻って別の人に聞いてみます。
すると、こんどはバスステーションと言っています。
まあ、ソンテウが無ければバスしか無いですよね・・・。
という訳で、今度はバスステーションへ向かいます。
ウドンタニのバスステーションはタイのよくあるバスステーションと同じく、チケット販売の建物があって、その先に乗り場がある方式です。
とりあえず、チケットカウンターに英語表記が一つだけあり、それは「International Bus Vientiane」という表記だけです。
ラオスの首都ビエンチャン行きの国際バスのカウンターですね。
という事は、少なくともそれ以外のカウンターだって事ですかね。
しかし、開いてるカウンターは一つもありませんでした・・・。
仕方ないので、乗り場の方に向かいバス会社の人っぽい人に話してみましょう。
もう英語が通じるかどうかわからないので(とはいっても「バーンチェン?」を連呼しているだけですがw)、誰でもいいので話しかけてみます。
すると、一人目のおばさんが、このバスがそうだよと教えてくれます。
これは、ラッキーですね!
というわけで、バスに乗ってバーンチェン遺跡まで移動となります。
バスは、エアコン付のバスですが結構ローカルっぽい古さが感じられますね。
でも、まぁまぁ快適です。
料金は失念してしまいましたが、確か70バーツ位だったと思います。
バスに揺られて、小一時間。
国道の途中でバスは止まり、車掌のおばちゃんに「バーンチェン」と言われ、そこで降りることに。
グーグルマップで見てみると遺跡は、ここからまだ6キロほど離れてますね・・・。
でも、バスを降りてバーンチェンに向かう道の所にトゥクトゥクが2台停まっていました。
では、トゥクトゥクと値段交渉開始です。
値段を聞いてみると、往復で150バーツとの事。
うーん、高いのかどうかわからないです・・・。
とりあえず、片道は?と聞いてみます。
往復だと、トゥクトゥクを待たせる事になるので、ゆっくり見られないかも知れないですからね。
片道だと60バーツ。
往復より安いですね。
と言う事で、片道でお願いすることにしました。
まあ、世界遺産なので観光客も多く、きっと帰りのトゥクトゥクもいる事でしょう。
しかし、この決断が後で後悔することに・・・。
トゥクトゥクで田舎道をひたすら走ります。
ホント、ほとんど家などが無いど田舎ですね。
10分程走ると、建物が立ち並ぶバーンチェンの市街地へ。
無事、バーンチェン遺跡に到着となりました。
長くなってきたので、次回へつづく・・・
2016年1月24日日曜日
ドンムアン空港からウドンタニへGo!
16:00頃。
フライトまでの時間はまだまだありますが、道路が渋滞する時間になりますので、そろそろ移動を開始しましょうか。
まずは、BTSでモチット駅まで移動します。
モチットからは、バスに乗ります。
モチットからドンムアンまではA1やA2のバスがドンムアン行きで出ているのですが、他に29や59のバスでも空港の横を通るので移動することが可能です!
タクシーに乗ってもメーター利用なら120バーツ位かと思います。
ちょうどA1のバスが来たので、それに乗ります。
30バーツ。
思ったより道は込んでいなかったので、すぐに着きました。
結局、空港についたのは17:00。
まだ3時間半位ありますね・・・。
とりあえず、小腹が空いていたのでお腹を満たしますか。
空港を出て、国鉄のドンムアン駅の方へ向かいます。
ここに2店程屋台がありました。
1店は揚げ物屋台ですね。
もう1店はクイッティアオとカオカームーの屋台。
昼にクイッティアオを食べたので、ここではカオカームーを食べました。
確か40バーツ。
あと、国鉄駅の駅ホーム内にキヨスク的なお店があったので、そこで飲み物を購入します。
とかやってても、結局時間は30分位しか潰せません。
ただ、空港内に戻ると、ウドンタニ行きのチケットカウンターが開き始めたので、重い荷物を預けます。
特にやることも無いので、あとは空港で過ごしますか。
と言う事で、国内線乗り場へ向かいます。
タイで国内線乗るの初めてなので、なんだかワクワクします(笑)
国内線に乗るときは、パスポートのチェックとかは無いんですね。
当然、イミグレーションもありません(笑)
手荷物検査のみでした。
手荷物検査場の先は、国際線の搭乗口とあまり変わらなかったです。
まあ、ドンムアン空港自体古びた建物で国際線の方も同じだからですかね。
とりあえず、空港内はAISのフリーWifiが使えるので、コンセントのある壁付近でスマホを充電しながらウドンタニでの観光プランを調べて過ごす事にしました。
そうこうしている内に、搭乗時間になったので飛行機に乗ります。
バンコクからウドンタニまでは東京から大阪までの距離と同じくらいですかね。
約1時間弱のフライトです。
ちなみに航空会社は、安定の低価格のエアアジア!
4,000円位だったと思います。
安定飛行に入り、機内販売が始まり終わったかと思ったら、着陸態勢・・・と、今回の旅で一番フライト時間が短かったです。
夜のフライトで夜のウドンタニ空港に到着しました。
ウドンタニですが、カタカナで書くとウドーンターニーが正しいようですが、タイ語の発音だとウドンタニと聞こえるので、短い方で当ブログでは書いてゆきます(笑)
ウドンタニ空港からウドンタニの中心地までは、少し離れています。
移動は、タクシーか乗り合いのバンですね。
ウドンタニ市外までの乗り合いバンの料金は80バーツなので、それを使う事にしますか。
ちなみにここから、直接ラオスとの国境があるノンカーイまで移動すると乗り合いバンの料金は200バーツだそうです。
乗り合いバンには私以外に4組の客がいました。
バンコク市内のロットゥーのようにぎゅうぎゅうになるまで客が乗ることなく、バンは出発します。
ウドンタニ市内をぐるぐる廻り、客を降ろして行きます。
乗るときに目的地を告げているので、ホテル前で降ろしてもらえるのです。
バンコクに比べて、市内は暗いですね。
が、徐々に明るい中心地に近づいてきます。
私がホテル前に降ろされたのは一番最後でした(笑)
宿泊先は、UDレジテンスという国鉄駅とバスターミナルのちょうど間位の位置にあるホテルです!
それに目の前がウドンタニのバービア街になっていて、「セントラルプラザ・ウドンタニ」というショッピングモールも徒歩圏内です!
大きなホテルではありませんが、そこそこ綺麗で色々な場所へのアクセスが便利なホテルでありつつ、1泊2500円強とかなりお得でしたね!
地方に来ると、言語の壁が・・・と心配していましたが、ホテルのレセプションには笑顔が素敵な華原朋美似のお姉さんがいて、普通に英語が喋れたので問題なし。
チェックインを済ませた後は、バービア街の横にあるナイトプラザという屋台街へ。
ここで、旅の疲れを癒すべくタイ料理をつまみにビールを飲みます(笑)
昨晩から機内泊のみで3度のフライトを経てきましたからね。
さすがに、疲れましたよ(笑)
さて、この日はバービア巡りはせずに、食後ホテルに戻って飲みなおしです。
改めてみると、相変わらず海外では暴飲暴食っぷりが酷いですね(爆)
まあ、カオニャオ(もち米)は食べずに串焼きとクイッティアオだけでビールを飲んでいたと思います。
この日は、疲れがたまってたんでしょうかね?
明かりをつけたままベッドでダウンしてました(笑)
メー・ナークさんに旅の無事をお参り
MRTで、ペッチャブリー駅からスクンビット駅(BTSだとアソーク駅)まで一駅移動します。
理由は、simカードを手に入れる為ですね。
前回のエッセイ風(笑)の記事の通り、空港では入手しなかったので。
向かった先はセンターポイントというハイソなホテルが入っている、ターミナル21というショッピングモールです。
ここは、各フロアを世界の様々な都市の空港に見立てた近代的なショッピングモールです。
ローマやパリ・ロンドン・イスタンブール・サンフランシスコ・ハリウッドなどがあり、勿論「東京」もあります(笑)
私が向かったのは、映画館のある最上階のハリウッドエリア。
ここにAISという通信会社のショップがあるのです。
他にTrue Moveという通信会社も入っているのですが、以前使ってみた感じでイマイチ繋がりにくかった印象だったので、昨年末の旅行者用SIMの会社と同じAISにしました。
ちなみにDTACという通信会社も入っているのですが、料金が若干AISの方が安かった気がします。
ショップに行き聞いてみると、「SIMは売り切れだよ」と教えられます・・・。
うーん、困りましたね。
他の通信会社にしようか、それとも他のAISショップを探すか・・・。
と考えていると、同じフロアの隅っこの方に中古や新品の携帯電話を販売しているエリアがありました。
パタヤのtukcomに行った時に、確か携帯ショップにsimカードが売られているのを見たことがあった為、そこに行ってみることにしました。
以前の記事→パタヤのsim事情
携帯ショップを眺めていると・・・
あった、あった、ありました!
ガラスケースの上にsimカードが入った箱が置いてあるお店がありました。
それを購入します。
200バーツとの事・・・。
え?高くない?
地方にいったら、SIMカードを空港等で無料で配ってる事もあるくらいなのに・・・。(チャージは別料金)
まあでも、他のお店には置いてなさそうなので仕方ないですね。
ここで躊躇してても時間が勿体無いので、素直にその金額で購入します。
で、ここでそのままチャージしてその料金も払おうかと思ったのですが、トップアップ(チャージの事)はAISショップへ行けとの事。
という訳で、先ほど門前払いをくらったAISショップへ向かいます。
今度は、トップアップとアクティベートのみなので暖かく迎えられました。
色々プランを聞いたのですが、今回の旅は12日間で途中ラオスに中抜けするということもあり、通信量は一番少なくて期間の長いプランでお願いしました。
一番短いのが1週間500Mのプランでした。
私がお願いしたのは、1ヶ月1Gのプランです。
料金は200バーツで、ショップでの手続き手数料で+20バーツの計220バーツを支払います。
結局、トータル420バーツとそこそこな金額になってしまいましたね。
でも、以降の旅ではこのsimカードを使いまわせるので良しとしましょう!
ちなみに2016年現在は、15日1Gで100バーツのプランもあります。
通信プランは都度代わるようなので、ショップで聞いてみるのが良いでしょう。
自分で、ホームページを見てコンビニでトップアップしてアクティベートもできるのですが、英語とタイ語のホームページなのでちょっとわかりにくいんですよね・・・。
さて、simも手に入りましたので、インターネットがつながります!
次は、旅の資金を手に入れるため、円をバーツに両替しに行きましょう。
BTSでお隣のナナ駅へ向かいます。
ナナ駅を降りてすぐのVASUという両替所に行く為ですね。
ここで2万円をバーツへ交換。
これで、少なくとも次にバンコクへ戻ってくるときまでの資金としては足りるでしょう。
さて・・・時刻は12:00前です。
この日、そのままウドンタニというラオスに近い都市へ国内線での移動を行うのですが、20:30の便なので8時間くらいあります。
郊外に出かけるにはちょっと時間が少ないですので、市内のどこかに行きますか。
と言っても、王宮付近やカオサンという気分でもないですし、サイアム周辺のショッピングモールも特に用は無いですし・・・といった感じです。
そこで、少し気になっていたプラカノンという地域にあるワット・マハーブットというお寺に行ってみることにしました。
このお寺には「メー・ナーク」という女性の幽霊が祀られているのです。
今回の旅の予定は、イサーン地方とラオスを巡り再びイサーンを観光する盛りだくさんの長旅のプランです。
メー・ナークさんは、旅の安全祈願をできるのでも有名。
目的としては、ちょうど良いですね。
というわけで、ワット・マハーブットが近いオンヌット駅まで再びBTSで向かいます。
オンヌット駅からワット・マハーブットまでは歩くと2キロ位の距離で少し離れています。
駅を出て、モトサイをつかまえます。
マハーブットまでは30バーツとの事。
モトサイにまたがり、5分程でマハーブットへ到着しました。
タイの寺院の周りは大抵おみやげ物屋台がずらっと並んでます(笑)
この寺院は、あまり外国人観光客が訪れる寺院では無いそうですね。
確かに、ほとんどタイ人ばかり(笑)
敬虔な仏教徒がタンブン(得を積む事)の為に来ているのですかね?
さて、メー・ナークさんはと言いますと、屋台外を抜けた先に絵が飾られている場所がありました。
絵の奥には祭壇が。
タイの寺院でお参りする場所って、なんでこういうお寺っぽくない場所が多いんですかね?
いわゆるお寺っぽい建物も周りにあるんですが、そちらの本堂はお坊さん専用という事なんでしょうか?
でも、よく見るとそっちでもお参りしている人がいますね。
祭壇の横にお花が売られている場所があったので、見よう見まねでお線香を購入し、見よう見まねでお参りしてきました(笑)
まあ、見よう見まねなんで、正しいやりかたでは無かったんでしょう。
隣に座っていたタイ人に物珍しそうに見られました(笑)
さて、お参りも終わりましたし、市街地に戻りましょうか。
モトサイに乗せてもらってきた場所まで戻ってみたのですが、モトサイやタクシーなどは見当たりません・・・。
困りましたね・・・。
と言う事で、そこから少しだけ歩いて、交通量の多い通りまで戻ってきました。
そこで、メータータクシーが走ってきたので乗せてもらいます。
勿論メーター利用で。
すると、乗り込んだ途端、大雨が降ってきました(笑)
ギリギリセーフでしたね。
とりあえず、BTSのオンヌット駅まで乗せてもらいました。
ワンメーター35バーツでした。
モトサイとそれほど変わらないですね。
オンヌットに着いたのですが、雨は止みそうもありませんね。
しばらくBTS駅で雨宿りします。
・・・結局30分位雨宿りしたかと思います。
ようやく雨脚が落ち着いてきたので、オンヌット駅付近を散策。
この辺は、外国人観光客の姿はほとんど無くローカル色が強いですね。
とりあえず、屋台でクイッティアオを食べます。
暑期に食べるクイッティアオはキツイのですが、雨上がりで少し気温が下がったのでちょうど良かったです!
食後は、ソイ77/1をぶらぶらと。
ここは、マッサージ店が立ち並ぶ通りで、1時間150バーツとかなり低料金!
と言う事で、2時間ほどフットマッサージをお願いして、夜のフライトまで待つ事にしました。
2016年1月23日土曜日
長旅への出発
2015年4月24日。
GW直前という事もあり、職場は連休中の準備で慌ただしかった。
私は、いつも通りに仕事を行い、出発までの時間調整程度の残業をして職場からそのまま空港へ直行した。
帰宅途中のサラリーマンが多い中、京急線内は大きな荷物を持った人達もちらほら見かける。
品川駅を出発した電車は、京急蒲田駅まで混雑し、その後乗客はほとんどいなくなり、車内にいる人のほとんどが席に座れるほどになる。
もう、同じように何度この風景を見てきただろうか・・・。
羽田空港行きの電車は、天空橋駅を超えると一気に加速を始める。
天空橋から羽田空港国際線ターミナル駅までは、通常の駅間隔よりも少し距離があるからだ。
この瞬間、私の胸はいつも高鳴る。
このひと時が、旅の始まりを実感させてくれる瞬間なのだ。
やがて、加速した電車はスピードを落とし、空港駅に到着となる。
羽田空港の国内線ターミナルや成田空港の場合、電車で到着となると、フロアの最下階から出発ロビーまでエレベーターや長いエスカレーターでフロアを上がる事になる。
しかし、ここ羽田空港の国際線ターミナルは、京急線で来る場合も東京モノレールで来る場合も、駅のホームのあるフロアがそのまま出発ロビーと同じレベルのフロアになっているのだ。
又、到着ロビーの階からもそのまま駅ホームへの改札があり、移動の手間が省ける。
これも羽田空港発の国際線に乗る場合の醍醐味だと私は思っている。
私は、羽田空港国際線の利用は出発は夜しか経験が無い。
日中の空港内の雰囲気は知らないのだ。
夜の雰囲気は、人はたくさんいるのだが、慌ただしさは感じられなく、すごく落ち着いた空気を感じる。
大人の雰囲気とでもいった方がわかりやすいだろうか。
もちろん、子供連れのファミリーの姿もたくさん見かけるのだが・・・。
羽田空港国際線ビルには、出発フロアの上の階に「江戸小路」と呼ばれるレストラン街や土産物屋のフロアがある。
さらにその上にも数店土産物屋があり、屋外に出る事が可能な展望デッキがある。
しかし、深夜発の便の場合、どの土産物屋も22:00には閉店してしまう。
レストラン街についても23:00にはほとんどの店が閉店となってしまう。
中には深夜1時位までやっているレストランもあるようだが・・・。
今回の便は1:45出発の便。
4年半ほど前に開業した羽田空港のイミグレーションは、それほど込むという事は無い。
チケットカウンターにしてもウェブチェックインを済ませていれば、空いている荷物預けのカウンターに並ぶだけなので、出発の2時間前に空港に着いていれば問題無い。
という事もあり、空港に到着したのは23時をとうに過ぎた時間・・・。
どの店も閉店のシャッターが降りた状態だ。
出発階にはコンビニもあるのだが、ここも23:30には閉まるようで閉店の準備中のようだった。
歯磨きセットを持ってくるのを忘れていた事を思い出したので、閉店間際のコンビニで購入。
それとボールペンを1本購入した。
このボールペンは、入国審査カードを機内で書く際に必要となるものだ。
もし筆記用具が無くて、入国審査カードを機内で書く事が出来ない場合でもイミグレーションカウンターの前に用紙置き場と、ボールペンが置いてあるので問題は無い。
ただ、外国人用のイミグレーションカウンターは混雑しやすい。
特に深夜到着の便になると、そもそも入国審査官の人数が少なく、カウンターの列は長くなりやすい為、入国に時間がかかる事だろう。
少しでも早く列に並び、入国審査を済ませたいのであれば、機内での記入をお奨めする。
ただし、機内で入国審査カードが配られない便もあるので、その場合は諦めて到着後に入国審査カードへの記入を行う必要がある。
この場合もボールペンを持っていれば、入国審査カードを手にしたらすぐに列に並び、並んでいる間にパスポートを下敷きにして記入するという手もある。
どちらにしても筆記用具を携帯する事で時間短縮につながるのだ。
コンビニに立ち寄った後、機内預け荷物のカウンターに向かう。
チェックインは事前に済ませているので手続きはスムーズだ。
今回利用のキャセイパシフィック航空は、香港を代表する国最大の航空会社だ。
ウェブでの予約から、チェックインまでインターネット上で行う事ができ、iPhoneを持っていればWallet(旧PassBook)に対応しておりペーパーレスで搭乗する事が可能なのだ。
荷物を預けて、早速イミグレーションへ出国手続きを済ませに向かう。
まずは機内持ち込み荷物検査を行う。
今回はほとんどの物は預け荷物にしている為、荷物検査で引っかかる事は無くすぐに通り抜けられた。
荷物検査が終わったら、次は出国審査だ。
深夜であれば、時間的に日本のイミグレーションが混むことはまずない。
日本人用のパスポート所有者であれば、自動化ゲートを利用できるのだが、それに登録する為には手続きカウンターが開いている時間にイミグレーションに来る必要がある。
私はここ近年、年に3~4回はここを通るのだが、いつも深夜か早朝の便の為、カウンターが開いている所を見た事が無い。
並ぶことなくスマートに自動化ゲートを利用している旅行者は、私にとっては憧れの存在だった・・・。
出国手続きを済ませ、搭乗ゲートへ向かう。
深夜2時前の便なので、時間はまだたっぷりとあった。
仕事終わりという事もあり機内では寝て過ごす予定だ。
その為、この時間は軽く酒を飲んで出発時間を待つのが私の定番の過ごし方だ。
空港の夜景を見ながら飲むビール。
仕事終わりで且つ、これから起きる体験を前に飲むこの一杯は、最高の味であり至福の時を与えてくれる。
ここでは、充電期を持っていればスマートフォンなどの電子機器の充電が可能だ。
出発前最後のSNSのチェック等を行いながら出発まで過ごす・・・。
機内への搭乗手続き最終案内時刻となり、私は搭乗ゲート前の長蛇の列に並んでいた。
香港への出発便の搭乗者は、パスポートの色を見る限り日本人よりも外国人の方が多いようだ。
機内へと入り、狭い座席に体をねじ込ませる。
今回の便は、キャセイパシフィックの機材では無く、子会社である香港ドラゴン航空の機材だった。
日本から香港までの約4時間半、深夜だった為眠ってすごすごととなった・・・。
目が覚めたのは着陸の2時間位前だっただろうか。
2時間程度の睡眠だったが、この狭い空間での睡眠にも慣れたもので睡眠時間としては十分だ。
機内は照明を落としている為薄暗かった。
しかし、目が覚めて間もなく照明がつき始めた。
タイミング良く、朝食が出る時間になったようだ。
朝食を終えた頃には着陸態勢に入る時間になり、着陸までの間再び軽い眠りについていた。
着陸の揺れとエンジンブレーキの轟音で目が覚め、約1年ぶりとなる香港国際空港に到着となった。
香港の空港はバンコクのスワンナプーム国際空港と雰囲気が似ている。
しかし、私が海外の空港に降り立ったとき、まず一番最初に感じるのは視覚的な違いよりも、「匂い」の違いなのだ。
その為、明らかにバンコクとは違う匂いを感じ、香港という別の国に居る事を実感した。
以前は、バンコクへのフライトで香港を経由するときは、2つの違う航空会社のLCCを乗り継いでいた為、一度イミグレーションを抜けて香港に入国する必要があった。
今回は、日本でバンコクまでのキャセイパシフィック航空のチケットを既にWalletにて取得済みだ。
預け荷物の受け取り場所もバンコクなので、入国せずにそのままトランスファーカウンターから搭乗エリアへ移動することとなる。
カウンターを抜けた後は、そのまま搭乗ゲートまで向かった。
搭乗ゲート付近に着いたのは、AM6:00を過ぎた頃で、次のフライトまでは2時間程の時間だ。
香港国際空港ではフリーWifiが登録なしに利用できる為、ネットサーフィンをして過ごす。
しばらくは、そうやって過ごしていたのだが、すぐに飽きてしまった為、搭乗ゲート付近を少し歩いてみて回る事にした。
と、それもすぐに飽きてしまい、椅子に座ってぼーっと過ごす事にした。
8:00前になり、バンコクへの便の搭乗最終案内時刻になり、私は列に並んでいた。
日本からの出発と同じように狭い機内に体をねじ込みバンコクへの到着を待つ。
とはいっても、香港からバンコクのフライトは2時間半程度だ。
最初のフライトに比べると半分程の時間。
機内の軽食サービスを受けたり、入国カードを記入したりしている内に時間は過ぎて行き、フライトは一瞬の事のように感じるのであった。
私は、スワンナプーム国際空港に降り立った。
約5ヶ月弱ぶりの事だ。
そして、見た目は似ていてもバンコク独特のお香の匂いを放つ空港に「帰ってきた・・・」という感情を抱いていた。
前回の入国時と大きく違ったのは、イミグレーションの込み具合だった。
前回はイミグレーションを抜けるまで1時間程かかったので、降機後、急ぎ足でイミグレーションに向かった。
しかし、この時間だからなのか時期的なものなのかはわからなかったが、ほぼ並ぶことなく入国手続きを済ませる事ができた。
そのスムーズさはバゲッジクレームに荷物がまだ流れてくる前だったという事で物語っていた。
数分後、私の70リットルのバックパックと、日本で見た形状そのままの姿で再開する事ができた。
重たい荷物を背負い、税関先の到着フロアに入る。
到着フロアには、いくつかの両替カウンターとタクシー手配のカウンター、それに旅行者用のsimカード販売のカウンター等がある。
バーツの手持ちは、前回の旅行時の残りが移動費程度はあったので両替は不要だ。
空港で両替するよりも市内で両替した方が断然レートが良いからだ。
simカードについては、前回は旅行者用のsimカードを利用していた。
しかし、色々調べていると通常のプリペイドsimカードの方が通信量から考えると安く済むことがわかった為、購入しなかった。
それに空港のsimカードカウンターはいつも大行列で数十分待つ事もある。
バンコク市内の通信キャリアショップで購入すれば設定もやってもらえるので簡単なのだ。
という事で、空港での用は特に無い為、すぐにバンコク市内まで移動ができた。
空港から市内までは、場所にもよるが15~20キロ程度の距離だ。
大きい荷物があるのであれば、タクシーでの移動が楽だ。
タクシーで移動する場合は、到着階のタクシーに乗っても良いが、その場合は交渉制になるのでかなり高い金額を請求される。
タクシーに乗るのであれば、1階フロアまで下りてパブリックタクシーに乗るのが得策だろう。
ここでも時間帯によっては金額交渉を持ちかけてくるドライバーはいるのだが、きちんと断る姿勢を見せればメーターを使用してもらう事は可能だろう。
ちなみにパブリックタクシーはタクシー料金とは別に50バーツの空港利用料がかかるので、メーター料金にプラスして支払う。
恐らく、市内までのメーター料金が120~150バーツ位で、プラス50バーツと高速道路を使用した場合はその料金も必要だ。
深夜、交渉を余儀なくされた場合は、それを目安にどれ位その金額に近い料金で交渉できるかが肝となってくるだろう。
私は、ARL(エアーポート・レール・リンク)で移動する事にした。
マッカサンという駅までの移動は、35バーツで済むからだ。
常夏のバンコクで特に雨季直前の一番暑い時期だが、ARLの車内はクーラーが強めに効いているため寒いくらいだった。
空港から目的の駅までは、約20分程で到着した。
マッカサン駅は、ARLとMRT(地下鉄)のペッチャブリー駅への乗り換え駅となっている。
中心地のスクンビット通りまで移動する為には、一駅だけMRTに乗る必要がある。
ここでの乗り換え移動は、一度完全に屋外に出る為、バンコクの気温の高さをいっきに感じる時だ。
ペッチャブリー駅へ移動途中、高架橋から道路を見下ろすと、そこにはいつもの交通量の多いバンコク市内の風景が広がっていた・・・。
つづく・・・
※今回の旅は、エッセイ風な口調で書き始めてみましたが、次回以降は通常通りのプアトラベラーの備忘録に戻るかと思います(笑)